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【多忙でも、アレルギーでも】スパイスカレーは共働き子育て世帯を救う


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:諏訪 恵(ライティング・ゼミ特講)
 
 
「印度カリー子」という名前を聞いたことがあるだろうか。
ご存知ない方も名前から想像できることだろう。
彼女はインドカレーをこよなく愛する女の子。
カレーマニアの間では有名な存在だという。
 
そんな彼女の名前を初めて聞いたのは2018年冬のこと。
NHK Eテレで放送されていた子供向けバラエティで、カレーにハマった人たちがその魅力を語るという番組だった。
彼女はカレーにハマったひとりとして出演し、番組内で手作りのスパイスカレーを紹介していた。
自宅にはズラリとスパイスが並び、毎日カレーを自作。
なんとカレー作りを学ぶためにインドへ留学し、さらにはスパイスの研究のために猛勉強し東京大学の大学院への進学を決めたそうだ。
このときは、カレーにかける熱意と行動力に驚かされ、「ここまで愛し打ち込めるものに若くして出会えるとは、なんて素晴らしいことだろう」と、ただただ感動していた。
 
それから半年経ち、私はもう一度、「印度カリー子」の名前を目にする。
場所は週末によく遊びに行くアウトドア用品店の調理器具コーナー。
キャンプといえばカレーでしょ! ということなのか、調理用具と共に彼女が監修したスパイスセットが陳列されていた。
その横には「私でもスパイスカレー作れました!」という著書が。
「そういえば番組ではちゃんと作り方、見てなかったな。家でも作れるの?」
そう思い、パラパラと本をめくってみた。
基本の食材はトマト、たまねぎ、にんにく、しょうが……と偶然にも我が家がストックしているものばかり。
スパイスは3種類、どれも近所のスーパーで買えそうだ。
しかも調理時間は30分足らず。早い。
「今日は外出で疲れたし、短時間でできるならちょうどいいな。家でスパイスカレーなんて面白そう。子供たちが食べられなかったとしても、子供用カレーは買い置きがあるし。やってみるか!」
そして私はそのままレジに向かい、その日のうちにスパイスカレー作りに挑戦したのである。
 
結論から言うと、私はすっかりスパイスカレーに魅了された。
初めて作った日から3日続けてスパイスカレーを作るほどハマった。
子供たちもモリモリ食べた。
印度カリー子さんの愛には遠く及ばないが、3日間全く飽きることなく、それどころかとにかく美味しいし面白い。
 
そして何より、スパイスカレーは我が家の食卓が抱える悩みを解消するスーパーマンであることに気付いたのである。
 
独身時代、カレーに対して手抜きメニューというイメージがあった私だが、いざ結婚し子供が生まれてみると、カレーはものすごく面倒で手間がかかるメニューだと気付いた。
大人用と子供用で鍋を分けなければならないし、煮込み時間もかかる。
子供用のルーはいつも中途半端な量が残る。
油まみれの鍋が二つも……と思うと洗い物も面倒になる。
そんなメニューだから、ただでさえ不便な環境で作ることになるキャンプの時は、絶対に作らない! どうしても食べたいならレトルトで! と決めていた。
家で作るにしても時間がたっぷりある週末限定メニューだった。
しかし、スパイスカレーは手間が格段に少ない。
まず、大人用と子供用を分ける必要がないのだ。
家族全員分が一般的な大きさのフライパンひとつで事足りる。
基本となる3種類のスパイスは香りづけであって辛さの元にはならないため、最後まで作ってから、大人は適宜辛さを加えるスパイスを好みの分量振ればいいのである。
市販のルーに比べて油が少ないため、洗い物も楽だ。
油の少なさは当然胃の負担も軽くしてくれるため、重い食事だとお腹が緩くなりやすい子供でも安心して食べられるのが嬉しい。
調理時間も30分足らずと短く、米を早炊きしている間にできあがり。
これなら仕事帰り「お腹すいた! ごはんまだ?」と子供たちが大合唱しているときでも、ぱぱっと作ることができる。
 
さらに、レシピがいい。
基本となるトマト、たまねぎ、にんにく、しょうがを除き、メインとなる食材は1つが美味しく作るルール。
平日はなかなか買い出しの時間が取れず、「ああ……今日は冷蔵庫にキャベツしかない……」なんてことがザラにある我が家。
基本の食材のストックさえ気をつけていれば、乏しくなった冷蔵庫の中身でも美味しく変身してくれる。
冷蔵庫が空っぽだったら、缶詰でもいい。
メインとなる食材1つを変えるだけで違った美味しさになるのだから面白い。
買い出しに行けなかった苦し紛れ感は全くなく、むしろ新しい味との出会いが楽しみですらある。
シンプルなレシピはアレルギー対策が必要な家庭にも合っているのではないだろうか。
小麦粉は使わないし、煮込む際に加える水分も水でじゅうぶん美味しくできる。
 
手軽なだけでなく身体にもいい効果があるのだ。
スパイスの効果で消化が促進されるし、身体が芯から温まる。
メインとなる食材に旬のものや、体調に合わせたものを選べば効果はさらに期待できるだろう。
 
「私でもスパイスカレー作れました!」のあとがきに印度カリー子さんの夢が記されていた。
 
それは、日本のすべての家庭で、スパイスカレーを気軽に、当たり前に作れるようになること。
 
この本には、彼女のスパイスカレーへの愛と、その魅力を知ってほしいというメッセージがギュッと込められていた。
カレーの美味しさや手軽さだけではない、このメッセージを感じたからこそ、私はこんなにも心動かされたのかもしれない。
 
多忙を極める現代の食卓に、スパイスカレーは団らんの時間を届けてくれる。
今日も我が家は冷蔵庫に残ったキャベツでカレーを作る。
このカレーが、彼女の夢の一部となることを願って。
 
 
 
 
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2019-09-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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