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子どもに宿題させる難しさよ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:鹿内智治(ライティングゼミ・日曜コース)
 
 
「え、すごいじゃん! こんなに宿題やったの?」
「3つも終わらせたの! さすがだね!」
 
息子は、仕事から帰ってきた妻に宿題のことを褒められて得意げだった。
そんな息子を見て私も嬉しかった。
ここまで来るのに、どれほど気を使ったか…。
 
うちの息子は宿題をしない。
早めに宿題しないと、あとで面倒だよ?大変だよ?
いくら言っても、言う事を聞かない。
 
絵を描くのが好きだったり、最近映画でハマったライオンキングの歌を歌ったり、怪獣ごっこで遊ぶのは、何よりも楽しいそう。こちらが止めるまで、ひとり何時間でもやり続けている。そういうのがあって良かったと思う。
好きなことに没頭して遊べるのは子どもの特権だと思う。
 
ただ、親としては勉強もしてほしい。
たしかに、良い学校に入れたからと言って、将来が約束されている時代でない。
そんなことは分かっている。
勉強ができたからと言って、子どもの将来が保証されるわけでもないことは、分かっているつもりだ。
でも、最低限はあるはずだし、できるに越したことはないと思う。
 
先日ある動画を見ていて、なぜ勉強しなければいけないか?理由を言っていた。
それは、「人生の選択肢を増やすため」だと言う。まさにその通りだと思う。
そのときは、京都大学の法学部を出た人を例に、その人が最終的にマッサージ師になったことを挙げていて、多くの選択肢から、マッサージを選んだのだと言う。
選べたのは、選択肢のある学校に入れたからであるということだ。
そう、勉強ができた方が、自分の好きなことを仕事にできる可能性が高くなる。
これは事実だと思う。
 
では、どうしたら宿題をするようになるのか?」
 
ヒントはよく見るブログのある記事にあった。
その記事では、あるデータを元に、子どもの勉強のさせ方が書いてあった。
 
「口だけで勉強しないと言ってもダメ。具体的に時間まで決めて守らせる。そして勉強を見る姿勢が必要」
 
さらに、勉強をするのに、父親と母親の役割をそれぞれ2つ載せていた。
 
母親は、「勉強したか確認」「何時間勉強したか時間まで確認」
父親は、「勉強を実際に見る(教える)」「なぜ勉強しないといけないか説明する」
 
どうやら、母親は声掛け、父親は勉強にかかわるのが良いそうだ。
約5万人を対象にしたデータを元に書かれていて、説得力がある。
やっぱり、口だけでなく、父親が宿題を見るべきか。
自分の出番だと思った。
 
タイミングはすぐにやってきた。
妻がお昼から出掛けていて、息子と私が2人で家にいる休日。
私は部屋でのんびりしていると、ドアを開けて息子が顔を出してきた。
 
「ちょっと教えて」
 
リビングに行くと、息子は珍しく宿題をひとりで始めていた。
答えが分からないので、教えてほしいということだった。
見てみると、国語の読解問題だった。
 
文章を読んで、空欄の文字数にあった答えを埋める問題だった。
なるほど、息子には少し難しいそうだ。
問題の文章をもう一度読むように促し、問いの文を読み直したら、「あ!」と気付いてひとりで答えを見つけてしまった。
「やるじゃないか!」とすぐ褒めてやったら、得意げだった。
「おだてれば、やるのかも」
その後も答えを見つけるたびに「すごい!」「いいね!」「さすが!」と褒めまくった。
ちょろいなと思っていたとき。
 
「飽きたー」と言い始めたのだ。
 
「飽きたー」と言いながら、椅子からおりて、その場に寝ころび始めた。
それを見て、イラっとした。
褒める作戦が通じなくなり、舐めた態度を取り始めたので、怒ってやろうか?と思った。
でも踏みとどまる。
怒っても、やる気をなくすだけだ。
勉強から離れるようなことは避けるべきだ。
 
こんなとき、どうしたらいい?
 
そこで、一緒にふざけてみた。
息子の横で寝たり、くすぐったりしてから、私がクレーンになりきって、息子を椅子に座らせる遊びをした。そこまでやって、「はい、続きやろう!」と元気に言うと、宿題に目を移して、再開してくれた。よし成功だ。
 
途中でふざけてしまう息子の気持ちも分からないでもない。
やらされていることはどうしてもつまらない。
つまらないことは飽きる。飽きると止めたくなるのは当然だ。
それは大人の自分にも当てはまる。
宿題に楽しみや遊びを混ぜるのもポイントだと思ったのだ。
 
そしてもうひとつ、側で見ていて思ったポイントは、根気だと思った。
続いて漢字の書き順の問題になったとき、ここでもふざけ始めた。
正しい書き順を無視した独自の書き方で書く。
ここでも、根気よく教えて、正しく書けるまで何度も書き直させた。
最初は笑っていたが、こっちが根気よく真剣さを見せると、意外にもそれについてきてくれたのだ。
 
1時間側にいて、やっと宿題が終った。
 
数時間後。帰ってきた妻に息子は得意げに、「宿題終わったんだ!」と自慢していた。
「すごいじゃん!」と言う妻。
「いやいや終わらせるの、大変だったんだからな」という苦い顔をする私。
 
褒める作戦、一緒にふざける作戦、加えて根気。
息子がこれから、ひとりで宿題できる子になるのか?
さあ、これからがスタートだ!
 
 
 
 
***
 
 
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2019-09-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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