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メディアグランプリ

タイトル:毎日を幸せに過ごすための方法


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:英凉 <はなふさ りお> (ライティング・ゼミ日曜コース)
 
毎日を幸せに過ごすための方法……それは、スキーのターンにとても良く似ている。
 
スキーを履いて山頂に降り立ち、下を向いてまっすぐ滑り出す。すると、どんどん勢いがついて、あっという間に大層なスピードが出てしまう。
 
「こわい!」と思うその瞬間に、反動を利用してターン! すると、気持ち良く方向が変わり、勢いもおさまる。それを何度も繰り返す。ターンとターンの間が長ければ大回りに、短ければ小回りになる。そして、山のふもとまで滑り降りることができる。こうして、この上なく爽快で、楽しい気分を味わえるのだ。
 
もしターンをしなかったら……直滑降のよっぽどの名手でもない限り、その先に待つのはクラッシュ! ゲレンデの真ん中で派手に転んで注目を集めるか、ゲレンデの端に張ってある網に突っ込んで哀れな姿をさらすことになる。肉離れや骨折など、重大な怪我を負ってしまうリスクも高い。気分は落ち込んでスキーに来たことを後悔するだろう。
 
日常生活でも“ターンをする”こと、これが幸せになる方法だ。つまり、これまで当たり前のようにやってきたことのやり方を変えたり、物事の見方を変えたりすることで、あら不思議! 自分にとって苦しかったりつまらなかったりしたことが、幸せなことに変わるのだ。
 
例えば、大好きなオレンジピールチョコレートが手に入った時。
 
私がよく入手するのは、袋や箱に20〜30本も入っているもの。大きさもまちまち。そして必ず私がやっていたことは、初めに全体を見渡して最もお気に入りのチョコレートを決めることだ。私のお気に入りとは、刻んだドライオレンジの分量よりも多めにたっぷりチョコレートがかかっているタイプ。そして、それは残しておき、それ以外のものから頂いていくのだ。「わ、最後のチョコレートまで、あと10本しか残っていないわ」「あとたったの5本……3本……」そして最後の1本になった時に「あ〜あ、もう最後まで来ちゃった。残念……!」そしてずっと取り置いておいた最後の1本を頂いたところで、喪失感に襲われるのだ。毎回、そんな感じだった。
 
ある日、そのやり方を変えてみた。
 
初めに全体を見渡して、一番のお気に入りを決めるところまでは一緒だ。しかし、それは残さず、そのまま最初の一口で頂いてしまうのだ! 「あ〜あ、一番が無くなっちゃった……」すると次の瞬間。「あれ? 何だかこっちにも、魅力的な1本があるわ。」オレンジピールチョコレートは、減っても減っても、“今ある中での自分の一番”という1本が必ず出てくるのだ。するとどうだろう。私はずっと「私のお気に入りの1本」を頂き続けることになる。ふと、袋の中を見ると、どんなに数が少なくなっていても「まだこんなに残ってる。」そして残りが一本になると、不思議なことに「わ〜、今まで気づかなかったけど、これもいいわね。」と、大きな満足感に浸りながら最後の一口を頂くことになるのだ。なんという幸せ!
 
また、人生にはシビアな時期が訪れることもある。
 
私の知っている人が、こう嘆いていた。「僕は今、会社で十分な仕事を与えられていなくてね。だから、とってもつらいんだ。」その人は、以前は色々なプロジェクトを率いてきた人だった。しかし経営陣が変わり、その人に割り当てられる仕事は確かに激減した。仕事が少ないこと、そして何より、自分が評価されていないのかもしれないということで、彼は精神的に大きなダメージを受けていた。
 
こんな時こそターン=見方を変えるのだ。
 
確かに仕事は少なくなったかもしれないが、これまでは全然取れなかった「考える時間」「学ぶ時間」を確保できる環境になった。いま任されている仕事をさらに磨きあげるにはどうしたら良いか考えられるし、あるいは、新しくやりたいことを企画して会社に提案するための準備に充てる時間だってある。会社員でお給料は保証されているから、生活の心配をせずに今まで取り掛かれなかったことができる!
 
その人は、今でも間違いなく仕事のできる人なのだ。なぜ今のような状況になったかというと、新しくなった経営陣の中に彼と一緒に仕事をしてきた人が殆どいなくて、彼があまり知られていないからだ。今の経営陣の評価は、正しいものでは無いのだ。そういう風に考え方を変えて、自分のスキルを磨くことに集中し、会社が世間から感謝されるような仕事を企画して実現し、会社にも社会にも貢献すれば良いではないか。その人ならできるのだ。そして、そんな大仕事を練る時間を、山ほどもらえているのだ! なんとラッキー!!
 
もちろん、自分のやり方や見方を変えるのは、本当に難しい。実際、話としてはちっぽけな、私のオレンジピールチョコレートの頂き方だって、なかなかそのやり方を変えられなかった。ましてや、会社での仕事の仕方や、自分の生き方を変えるなど、それこそ簡単にはできないことだ。
 
私が、ものを頂く時の順番を変えたのは、こんな一言からだった。「もしここで屋根が落ちてきて、いま目の前にあるごはんが急に食べられなくなったらどうする? 後で後悔しないように、好きなものから頂く、っていう考え方もあるかもよ。」へ〜なるほど、と思った。だったらちょっとやってみるか、という気になった。
 
この、「ちょっとやってみる」がきっかけで次から次へと広がり、多様な考え方や見方ができるようになった。そのおかげか、ポジティブ人間と言われるようにもなった。
 
スキーのターンも、初めは難しいが、大回りができるようになると、その応用でさらに高度な小回りも難なくできるようになる。そして、緩斜面でできるようになれば急斜面も楽しめるようになる。
 
まずは日常、当たり前のように行動していることを少し変えれば、今まで見たこともない新しい世界がほんの少し目の前に広がるはず。それは間違いなく、毎日を幸せに過ごす大きな道へとつながっているのだ。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-11-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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