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メディアグランプリ

失敗やハプニングは人生を面白くするエッセンス


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:有村 奈津美(ライティングゼミ・日曜コース)
 
「あっ、またやってしまった……」
「どうして、こんなにハプニングにばかり遭遇するんだろう。自分ってツイていないのかな」
 
今までに、そう思ったことは数えきれないくらいある。
 
自分で言うのも変だが、私はよく失敗をするし、ハプニングも多い方だと思う。電車を逆方向に乗ったり、財布や携帯をどこかに置き忘れてきたり、という小さなミスから、あまり英語も通じない海外で迷子になって夜道をひたすら歩いたり、一人旅中に金銭トラブルで現地の人と揉めて言い争いになったり、旅行中クリスマスの日に、宿泊先の目の前が大火事になったり、といったハプニングまで色んなことがあった。
 
ミスをする度に、自分の無能さに嫌気がさしていたし、自分の身にばかり、ハプニングが降りかかっているような気がして、自分で自分を哀れんでいた時期もあった。
 
しかし、今は何かハプニングに遭遇したときや失敗したとき、
「ラッキー! これでまた話のネタが増える!」
「さらにレベルアップできた気がする!」
と考えるくらいには前向きに捉えている。
 
どうして、失敗やハプニングを「悪いこと、ツイていないこと」から「ラッキー」と捉えられるようになったのか。
 
そのきっかけは、オーストラリアへの留学だった。家族も友達も身近な人が誰一人いない中での生活。失敗をしても、ハプニングに遭遇しても、最初は自分一人で解決するしかなかった。慣れない環境の中、楽しいことよりもキツイことの方が多かった。そんな中で、失敗する度に落ち込んでいると何が起きるか。自分ではコントロールできないくらい、どんどん落ちて行ってしまうのだ。ただ、落ちたところで、励ましてくれる人はいない。そんな状況の中で、私が辿り着いた解決策は、半分自虐ネタ的に、自分の失敗やハプニングを面白おかしく人に話すことだった。
 
「ねーねー聞いてよ、この前こんなことがあってさ。本当ツイてないよね〜(笑)」
 
といったテンションで周りの人に最近あったプチ失敗エピソードを話すようになったのだ。そうしているうちに、一緒に笑ってくれたり、時には心配してくれたりする人が出てきて、人に話すことでだんだんと自分の心も軽くなっているのを感じた。
 
そして、気づいたら、何かハプニングに遭遇する度に、
「よしよし。これはまた次回の話のネタになるぞ。」
と、その瞬間に考えるようになっていた。
 
それから、車と自転車で交通事故を起こして、なぜか自転車側の私が車の修理代を払わないといけなくなった、その結果、急遽始めたバイトでは、最低賃金を切って働かされていた、住んでいたシェアハウスのオーナーが最初はとてもいい人だったのに、ある日を境にすごい性格悪く変身して、一悶着あった、など、順調ではない出来事はいくつかあったが、どれもこれも、私にとっては留学生活をより面白くするためのエッセンスだったように思う。
 
私たちが小さい頃から触れ合っている、絵本や小説の中でのストーリーでは、主人公が必ず何かのトラブルに見舞われ、仲間に出会い、仲間の助けを借りながら、それを乗り越えて、さらに強くなる、そして最後はハッピーエンド。という話が多いように思う。その遭遇するトラブルが大きければ大きいほど、物語の主人公は大きく成長していくし、多くの人の共感や感動を得る。
 
反対に、物語の主人公が生まれたときから恵まれていて、何のトラブルもなく、一人で淡々と順風満帆な人生を歩んでいたら、そのストーリーを読みたいと思うだろうか。
 
物語に置き換えると、どちらが面白いかは明らかなのに、自分の人生になると、波風のない後者のストーリーを望む人が多いように感じる。
 
普段、日常の中で失敗やハプニングが多く、嫌気がさしている人は、自分の人生を「物語」に、自分をその物語の「主人公」に置き換えてみるといいのかもしれない。何か、ハプニングが起きたとき、「あっ、これでまた経験値が上がったな。」「このラスボス倒したら、またレベルアップしちゃうな。」そうやって考えていくと、意外と失敗やハプニングもいいものかもしれない。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-12-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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