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習い事を始める時の三つのポイント


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:風希 理帆(ライティング・ゼミ平日コース)
 
最初に断っておきたい。
申し訳ないことに、この文章の書き手は「母親」ではない。出産経験も子育て経験もない女性だ。だから「子供にこんな風な習い事を習わせたらよかった」という話はできない。
 
その代わり、育った家庭が教育熱心だったため、子供の頃十個以上習い事をしていた経験ならある。
はっきり言ってやり過ぎだと思う。あまり良い思い出ではない。だからそれを反面教師的な経験にして、「こんな風に習い事を習えたらよかった」という話ならできる。
 
やっていた習い事は、ピアノ、習字、水泳、空手などだが、一つ一つの習い事について書くのではなく、全体的に「こんな風に習えていたらよかった」という点について書きたい。
子供だけではなく、大人でも習い事をすることがあると思うので、お子様がいらっしゃらない方も軽い気持ちで読んで頂きたい。
 
こんな風に習えていたらよかったと思う点その一は、当たり前かもしれないが、その習い事は何のためにやるのか考え、目的に合った教室を選べたらよかったということだ。
例えばピアノを習うにしても、好きな曲を弾くことが目的という場合もあれば、プロのピアニストになる事が目的という場合もある。
楽しく弾くことを目的として入ったピアノ教室の先生が、スパルタ式の教育をする先生なら辛くなってしまうだけだ。
 
実は上は私の実話である。
その先生は子供にピアノの楽しさを教えようと、人生の後半から子供の指導を始めた人だったのだが、プロも育つような厳しい指導をしてきた人だったので、正直に言ってその指導はあまり楽しいものではなかった。
 
海外では、楽しみたい子と本気でやりたい子で、クラブやチームが分かれている国もあるようだが、日本ではどちらの子も一緒の場所に通う場合が多いようだ。
だから、一見わかりづらいかもしれないが、先生や教室の雰囲気、口コミなどを調べたりして、目的に合った教室を選ぶべきだったと思う。
 
こんな風に習えていたらよかったと思う点その二、これは子供が習う場合限定なのだが、両親から習い事を始める前に、
「お母さん(お父さん)は、○○ちゃんがこれをしたらいいと思うんだけど、○○ちゃんはこれがしたい?」
と聞いてほしかったということ、つまり子供の意思を確認してほしかったということだ。
 
私は二歳から歌を習っていた記憶があるが、どんなに小さな年齢でも聞いてほしかった。 小さくても子供の記憶には、両親に聞かれたシーンが一コマでも残る可能性があるからだ。
習い事を始めてから苦しいことがあっても、「自分で選んでやった」という納得感があれば頑張れるし、嬉しいことがあったときは喜びも大きい。
 
私が習い事を始めた時は、母に、
「××という習い事がいいんだって。申し込んできたから行こうか」
言われ、事後報告で始まるパターンが多かったため、全てが終わった今とても「やらされた」感が残っている。
子供は子供なりにやりたいかどうか考えることができる。後からこんなはずじゃなかったという気持ちにさせないためにも、事前にやりたいかどうかという意思確認を行ってほしかった。
 
こんな風に習えていたらよかったと思う点その三は、自分の性格に合った教室を選べていたらよかったということだ。
私は中学生の頃に通っていた個人塾の先生に「あなたにはよく面倒を見てくれる学校の方があっていると思う」と言われたことがある。
確かに、内気な性格だったため、画一的に先生やアルバイターが教えてくれる塾よりも、面白い先生が積極的に関わってくれる塾に行っていた方が楽しくて、成績も伸びた。
 
後は、私は十代の頃、ストイックに自分を追い詰めるタイプだったのだが、同じようにストイックに生徒を追い詰める学校に入ってしまった経験があり、これは失敗だったと思う。
自分がストイックで環境もストイックだと、精神的に追い詰められすぎてしまったのだ。一年なら頑張れたかもしれないが、三年はさすがに厳しかった。
成長と共に性格が変わる場合もあるので、現時点での自分の性格を把握して、それに合った教室や環境を見つければよかったと思う。
 
以上が「こんな風に習い事を習えたらよかった」という点になる。
繰り返しになるが、私にとって習い事をやっていたことは、あまりいい思い出ではなかった。
だから、この文章を書くために過去の記憶を漁ってみた時も、最初はいい思い出なんて見つからないんだろうなと思っていた。
 
でも、必死に探していたら思い出した。
初めて親元を離れてキャンプに行った時、一人で寝泊まりできるんだという自信がついたこと。私のことをいつも気にかけて下さった先生の笑顔。早朝稽古をやり遂げた後の朝日が美しかったこと。楽しかった仲間達とのクリスマスパーティー。
 
今でも心に輝く思い出も、自分の中には確かにあったのだ。それが確認できたことが本当に良かった。
でも、私のレベルで満足するべきではないとも思う。いつかあなたやあなたの周りのお子様が、「こんな風に習い事を習えてよかった」と言えるように、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
 
 
 
 
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2019-12-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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