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アジアを一巡り。私の散歩。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:Masa(ライティング・ゼミ平日コース)
 
「今日はどんな気分?」日曜日。どこに散歩に行くか考える。
本当なら海外にも行ってみたい。好きなアジアのどこかの国に「ちょっと行ってみたいぁ」と思う。
現地の人たちとの触れ合い、ショッピング、ちょっと珍しい食事を想像する。
 
そんな気分になる時に思い浮かぶ場所が東京には、いくつかある。
今日は、その一つ。多くのアジアを楽しめる場所に行こう。
 
その場所は新宿区の新大久保のエリアにある。最寄りの駅はJR山手線の新大久保とJR総武線の大久保駅だ。
隣は世界一乗降客の多い新宿駅だ。
 
20年以上前は普通の住宅街だった。
2002年の日韓合同ワールドカップや2003年に韓国ドラマ「冬のソナタ」の影響で日本中に韓流ブームが起こった。
その頃から、今まで小ぢんまりと営業していたそのエリアの韓国料理店に韓流スターが立ち寄った事などで人気が集まり、多くの韓流ファンが訪れることになった。
料理店だけでなく、化粧品や衣料品、韓国のスターのグッズなどの店が多く営業を始め、韓国の食材や生活用品を販売しているスーパーは日曜日にもなるとレジを待つのに30分も行列をして、待たなくてはいけないような状況だった。
 
行けば、まさにそこは韓国。韓国で流行っているものは、すぐに手に入り、あちこちから韓国語が聞こえ、使われている文字もハングルと日本語が併記されている。
今まで知らなかった、韓国風の海苔巻き「キムパ」や唐辛子味噌で味付けをした鍋「チゲ鍋」など韓国ドラマの主人公や登場する家族が食べているものを気軽に食べられるようになって韓国文化を満喫したものだ。
特に私が日本との違いを感じ、ショーゲキを受けたのが「韓国のり」だった。日本には味が付いていない海苔と味付け海苔があるけれど、韓国の海苔は味付け海苔にさらに「ごま油」の風味が付いていて、香ばしくて初めて口にした時は美味しくて感激した。
 
韓流ブームから10年ほどは、韓国ドラマ好きな主婦が集まる場所という雰囲気だったが、最近は美味しい韓国料理が食べられる場所として若者も多く集まるようになっている。
2017年に流行語大賞に選ばれたチーズダッカルビはここから発信され、人気が出たことを覚えている方もいるかもしれない。
 
そして、今や楽しめるのは韓国だけではない。
暫く韓流に押されていたが、もともと中華系の方たちも住んでいたので、中国から食材を輸入したお店はあった。10年ほど前は、あまりお客さんが入っていなかったせいなのか食材は賞味期限をチェックして購入しないと心配なんて事もあった。しかし、中華系の住民がこのあたりに増えてきたということも影響しているのかもしれないが、スーパーも充実した品揃えとなっていて品物も新鮮だ。
鶏の爪、豚足、といったあまり日本にはなじみのない肉の部位や魚介類、中華食品が巨大な冷蔵庫に収められ、中国や台湾から輸入した食材、調味料、スナック菓子、飲み物も並ぶ。
ここで購入した調味料で料理をすれば、たちまち本場中国の味になる。また、今年は台湾発祥のタピオカミルクティーのお店が多くオープンして賑わっていた。
 
夏になると妙にスパイシーなものが食べたくなる方はいないだろうか。
熱い国のタイ料理のスーパーマーケットも充実している。中華系のスーパーと同じように生活用品から食材までが揃っていて、夏になると私はタイの食材を買いに出向く。タイの代表料理であるエビが入った酸っぱ辛いスープのトムヤンクンが手軽に作れる固形スープが手に入るのが、気に入っている。レモングラスやコリアンダーといった強い香りのハーブと一緒に購入し、作る本格トムヤンクンは我が家の夏の定番だ。
 
そして、ここ数年一番変わったのが、イスラム圏の店が増えたことだ。
ネットで調べると最近はそのあたりは「イスラム通り」というらしく、インド、バングラディッシュ系の方が経営する店が並ぶ。「ハラール」といって神に許されたものしか食べられないイスラム教の方々のための食材、そして香辛料や穀類などが販売されている。
そこには常に現地の方々が多く訪れていて、活気にあふれている。
 
私はイスラム圏に行ったことがないのでよくは分からないが、香港の一番の観光地に「重慶(チョンキン)マンション」というビルがある。そこは世界中のバックパッカーが利用する数えられないほどのゲストハウスがあるのだが、店舗などはほとんどインド、イスラム系の方々が経営している。建物の中はスパイスの香りが漂い、カレーや現地の方が好む料理や中東的な生活雑貨の店や両替店が並び、活気にあふれている。大久保のその雰囲気は、まさに私が知っている「重慶(チョンキン)マンション」であり、恐らくイスラムの香りが漂っているのだと思う。
 
こうして、韓国から中国、東南アジアを回り、イスラム圏まで。半日歩きまわるだけで、十分アジア旅行をした気分になれる。
 
店によっては、入るとお客は日本人がほとんどいないところもあるかもしれない。それでも、日本で営業しているので、お店の人たちもある程度の日本語も話すことができる。
もし、入りにくい雰囲気だったらお店の方に「入ってもいいですか」と気軽に声をかけてみよう。大抵は「どうぞ」という感じになるはずだ。
現地の方とも気軽に話してみる事。これも旅行の醍醐味だ。
 
大久保には両替も必要ないアジアの世界が広がっている。
アジアがお好きな方には是非お薦めしたい。勿論、アジア一周でなくともピンポイントで、気になったところに立ち寄ってみても十分満喫できると思う。
 
 
 
 
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2019-12-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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