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メディアグランプリ

あなたが解き明かす東京の謎


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:安西モル (ライティング・ゼミ冬休み集中コース)
 
 
皆さまは謎解きイベントをご存じだろうか? 謎解きイベントとは、ビルの中や街中に隠された手掛かりを集めて謎を解き、目的の場所にたどり着いたり隠されたキーワードを当てたりすることを目的とするゲームである。リアル脱出ゲームや宝探しイベントと呼ばれることもある。「謎解き」というとこども向けなのでは、と想像される方もいるかもしれないが、これから紹介する謎解きイベントは大人向けに作られたゲームなのだ。この謎解きイベント、近頃は水族館や美術館といった既存の施設とコラボして開催されることもあるし、休日には全国各地で20本以上のイベントが開催されるほどの賑わいを見せている。
 
今回紹介するのは、東京メトロを舞台とする謎解きイベントだ。東京メトロが舞台の謎解きイベントは毎年10月~1月頃に開催されており、今年は6年目となる歴史あるイベントである。参加するには、まず主要駅にて謎解きキットを購入する。謎解きキットの中には、謎解きにつかう冊子、小道具、怪しげな封筒などが入っている。さらにこのキットには東京メトロの24時間フリーパスも付いている。電車賃を気にすることなく、実際に地下鉄に乗車して謎を解いていくのだ。
 
謎解きは基本的には冊子を見ながら進めていく。指示された場所に向かい、そこで手掛かりとなる情報を探す。その手掛かりをもとに冊子に書かれている謎を解くと、次の目的地が明らかになるというのを繰り返す。冊子に書かれている問題=謎は多種多様だ。たぬきの絵が描かれているので「た」を抜いて読むと意味がわかるという古典的なものから、クロスワードパズル、メトロの路線図が鍵になっているものなど、多くの謎が用意されている。
 
この用意されている謎がいい塩梅に難しい。初めて謎を見たときには、正直、「これをどうしろというの?」と解き方が全く分からなかった。でもヒントを参考にしながら解いていくと、だんだんと解き方が見えてくる。謎を解く手掛かりは、必ずどこかにある。目的地で目にしたものが手掛かりかもしれないし、初めに渡された謎解きキットの中に手掛かりがあるかもしれない。自分が見落としている何かにヒントがあるはずだ、と粘り強く考えた末に「わかった!!」とひらめいて謎が解けるのは快感である。最近頭が凝り固まってきた私でも、何問か挑戦していくと謎解きの勘所がわかってくる。自分の成長が感じられるというのも楽しい。しかも、思わず「こわい」と呟いてしまったほどに、だんだんと謎の仕掛けが凝ったものになっていく。巧妙に作られた問題の作成者に、心の中で拍手を贈りたくなる。
 
さらに、謎解きを通して東京の魅力を再発見することができる。日常生活では降りたことがない駅でも、駅周辺を歩き回って手掛かりを探すことになる。今回は実際に、歩いている途中に見つけたお店で、東京で一番おいしいと人に勧めたくなるような中華まんに出会うことができた。他にも、ビルの一角に設置されているモニュメントの存在に気づいたり、神社の歴史に触れたりすることができた。いつもなら見落としてしまっていたことの魅力に気付けるのも謎解きの醍醐味だ。
 
そして、一緒に参加した人のひらめき笑顔を見ることができる。誰かと一緒に謎解きに参加していると、
「あ! わかった!!」
「ちょ、ちょっと待って! もう少しでわかりそうだから」
といったやり取りが繰り広げられる。ひらめいた瞬間の人の笑顔は、目がきらきらと輝いてまぶしい。先に謎を解かれるとちょっと悔しいと思う一方で、この人こんなに良い笑顔をするんだなぁと微笑ましくなる。あーでもない、こーでもない、と協力して謎に挑んで解けた時には、思わずハイタッチをしてしまうほどだ。まるで子供時代に戻ったかのように、謎を解くことを通して仲間意識を深めることができる。
 
東京メトロの謎解きイベントに参加すると、あなたは東京を舞台とした探偵映画の主人公だ。こどもの頃に憧れていた、あの名探偵シャーロック・ホームズやかっこいい刑事コロンボと同じ舞台に立てた気がして、大人でもわくわくするだろう。普段はただの移動手段である地下鉄。何気なく乗っているその地下鉄が、謎解きイベントを通して非日常世界へと連れて行ってくれる。東京にこんなところがあったんだという魅力を再発見させてくれ、一緒に旅をして謎を解いた仲間の絆を深めてくれる。今度の週末、友人や家族を誘って東京を巡る冒険へ参加してみてはいかがだろうか?
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2020-01-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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