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瞑想のススメ~忙しない日々にこそ、「何もしない時間」を~


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:猪伏 耀司(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「今日も遅くなっちゃったなあ」
没頭していた作業の手を止め、パソコンから目を上げると、周りには誰もいない薄暗いオフィス。時刻は23時を回っている。
 
私は、日系企業で働く典型的なサラリーマンで、業務の大半はデスクワークだ。
現在勤めている部署は、普段は残業が多い部署ではないが、昨年の年末頃から、担当する仕事の山場が重なったり、予期せぬトラブルが発生したりで、夜遅くまで職場に残って残業をすることが多くなった。
 
日付が変わる頃に仕事を終え、自宅近くの中華料理屋で夕食を済ませ、家に帰ってシャワーを浴びて眠りにつく。翌朝は出社ギリギリに起きて急いで支度をし、電車に飛び乗り、仕事を始める。以下、繰り返し。
いつの間にか、頭の中は24時間仕事のことでいっぱいになり、プライベートや健康面について気を配る余裕も失ってしまっていた。
 
そんな日々を過ごしていたある週末、インターネットでストレス解消法について調べていると、「○○株式会社、瞑想ポッドの実証試験を実施」という記事を見つけた。
 
「瞑想ポッドとは何ぞや?」と興味を持った私は、少し詳しく調べてみることにした。
 
どうやら「瞑想ポッド」とは、瞑想を通じて「マインドフルネス」を実践するためのブース型の装置であり、その「マインドフルネス」とは、「今の気持ちや身体の状態に意識を集中させ、あるがままの自分を受け入れること」で、ストレスを低減させ、生産性を高める効果があるとして、Googleなどのアメリカの一流企業では近年トレンドになっているらしい。
 
「なんか胡散臭い気もするけど、あのGoogle先生も導入しているのであれば、間違いないのでは?」という安直な気持ちで、私は即座にマインドフルネスに関する書籍を1冊購入し、勉強を始めた。
 
その書籍の中では、
マインドフルネスを実践し、心身ともに健康な日々を過ごすために、「まずは1日の中で、何もしない時間を10分作ることから始めてください」と書かれていた。
どうやら瞑想の本質とは、「何もしないこと」であり、「呼吸に意識を集中し、今生きているこの瞬間のみに集中し、あるがままの自分を受け入れる」ということのようだ。
 
「そうか、そんな簡単なことでいいのか」と安請負いした私は、
次の日から、出社前の朝の10分間を、「何もしない時間」に充ててみることにした。
 
しかし、実際にやってみると、これが中々難しい。
そもそも、これまで朝は時間ギリギリまで布団にこもり、ドタバタで家を飛び出していた私なので、たった10分の時間を生み出すだけのことができない。
ベッドから起き上がろうとすると、『あと10分眠れるよ』と、小さな悪魔が耳元で囁くのである。
 
そんな悪魔を振り払うことでなんとか10分を捻出し、ようやくのことで座禅を組み、「何もしない」ことにチャレンジしてみる。が、これもまた至難の業であった。
 
「何も考えないように」と思っても、仕事や人間関係や日々のあれこれが、流れるようにどんどん頭の中に溢れてくる。「今日は課長に何を言われるだろうか」、「昨日はあの人に冷たい態度を取ってしまったなあ、反省」、「先週買った白菜、まだ食べられるかなあ」等々。
瞑想を始めてみると、自分がいかに考え事に支配されて生活していることがよくわかる。
 
本の中では、「考え事や悩みが頭に浮かんできたことが分かったら、それを頭から切り離してあげて、再度何もしないように意識を呼吸に集中させてください」と書かれていたので、教えの通りに、頭に考え事が浮かんできたら、それをテニスのラケットで打ち返すイメージで頭の外に追いやり、何も考えないように心がけた。
 
最初の頃は、雑念を頭の外に追いやったり、「これに何の意味があるのかなあ」と考えたり(これも立派な雑念である)している間に10分が経ってしまっていたが、1週間ほど継続してやっていると、少しづつだが、徐々に何も考えずに、呼吸に集中できるようにできるになった。
 
コツをつかめてくると、どんなに忙しく余裕がない日でも、瞑想で頭と心を一度リセットし、気持ちを落ち着けた状態で一日を始められるようになった。
それと同時に、それまでの自分が、いかに心が乱れたままで日々を過ごしていたかが分かった。
 
瞑想を始めてからは、以前に比べ、仕事でストレスのかかる事態に直面しても、取り乱さず、落ち着いて対応できるようになった気がしている。
もちろん、見違える程の効果もないし、「気がしている」だけかもしれないが、瞑想を通じ、日常に「何もしない時間」を組み込むことによって、生活にポジティブな変化が表れていることを身をもって感じる。
 
私はまだ瞑想を始めて一か月足らずだが、今後も継続して取り組み、忙しない生活の中でも、マインドフルネスを実践していく努力をするつもりだ。
 
瞑想は魔法の薬ではないし、劇的に状況が変化するわけでもない。しかし、もし、自分を見失うほどに忙殺される日々を送る仲間がいれば、物は試しで、一緒に瞑想に取り組んでいただければと思う。「1日10分」で心身ともに健康な生活できるようになれば、そのコスパは抜群である。
 
「やりたいことがたくさんあるのに時間が足りない」と生き急ぐそこのあなた、嘘だと思って1日10分「何もしない時間」を確保してみてほしい。生活の一助になること、間違いなしである。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2020-02-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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