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子育ては自分ファーストで

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:きさらぎ(ライティング・ゼミ5月開講通信限定コース)
 
 
最近、SNSで「ポテトサラダ問題」が話題になっている。
子連れの母親がポテトサラダを買おうとしていたら、
見知らぬ男性から、
「母親なら、ポテトサラダくらい作ったらどうだ」
と言われたというものだ。
 
おそらく、それを言った男性は、
家事も子育ても女性の仕事で「完璧にこなして当たり前」
と思っている古い価値観の持ち主なのだと思う。
 
ほとんどの人は、
ポテトサラダくらいスーパーで買ったっていいだろう、
と思っているのではないだろうか。
 
それより少し前に、
演出家の鴻上尚文さんが、
「スーパーのお惣菜でも、お皿に盛って出せば立派な家庭料理」
と言っていたのを、何かの記事で読んだ。
 
その言葉を、育児・仕事・家事で悪戦苦闘していた、
十何年前の私が聞いたら号泣ものだったなと思った。
 
フルタイムで働きながら、三人の子を育てている。
といってもゴールはみえつつあるが。
夫は仕事が忙しかったので、
家事も子育てもワンオペでこなしてきた。
 
みんなそれぞれ子育てに理想があると思う。
私もたくさんあった。
 
食べることは生きること。
安全で栄養のバランスの良いものを食べさせたい、
と思っていた。
なんでも自分で作るほうが、
添加物の摂取や塩分も少なくてすむ。
日頃の食事の他、パンやケーキもほとんど手作りだった。
大変だったけど、
しっかりお母さんをやっていると満足していた。
 
ある朝、目覚まし時計を見て飛び起きた。
昨夜、子供を寝かしつけながら、
自分も眠ってしまったようだ。
いつもは、眠ってしまっても、夜中に起きて、
食事の後片付けや洗濯などをしているのに、
昨夜は目覚めることなく朝を迎えてしまったようだ。
 
バタバタと準備をして、子供を母に預け、仕事に行く。
 
残業なしで業務をこなすので、
お昼休みもそこそこに一心不乱に仕事をする。
あっという間に終業時間になり会社を出る。
 
キッチンのシンクの中には、昨夜の洗い物が残っているし、
洗濯もしていない。
週末の冷蔵庫は食材も残ってないので、
スーパーにも寄らなければ。
 
それにしても、疲れたな、とため息が出る。
もう、なんにもやりたくない。
誰か自分ではない人が作ったご飯を食べたい!
 
そうだ! たまには何か買って帰ろう。
そう思ったら気持ちが軽くなった。
 
子供が生まれてからはじめてのことだった。
 
帰り道にあるデパ地下によって、
見た目もかわいらしい、手まり寿司のお弁当を買った。
ついでに目にとまった、
フルーツのたっぷり乗ったタルトも買った。
 
家について、色とりどりのお弁当とケーキを開けると、
子供達が、わーっと歓声をあげる。
「なんか、今日はお誕生日会みたい」と長女が言う。
そして、
「ママと一緒にご飯食べられて嬉しい」と言われた。
いつもは、子供がご飯を食べている間に洗い物などをしていた。
 
その夜は、一緒にゆっくりご飯を食べ、
ゆっくりお風呂に入り、子供達を寝かした。
時間に余裕があったので、
いつもは一冊しか読めない
(しかも義務的だったりしている)絵本も、
子供達が満足するまで何冊も読んだ。
 
イライラしていた気持ちも、
疲れた体も少し緩んだ。
 
なにか私、大切にしている所が違っていたのかも。
 
子供達が大きくなったいまでも、
その時の子供達の様子と、
自分のほっと緩んだ気持ちが思い出される。
 
それから、すっかり味をしめた私は、
疲れている時、時間に余裕のないとき、
スーパーのお惣菜も買うし、牛丼のお持ち帰りなども
利用するようになった。
 
栄養のバランスは週単位で考えればいい。
 
子育てまっただ中、何を優先するのか?
 
子育て歴21年の経験から、
子供を育てる上で一番大事なことは、
自分の体と心を最優先することだと思っている。
 
優先すべきは子供ではなく自分だ。
 
そのためにはなんでもしよう。
 
家事の外注もいいじゃない。
外食や中食も大賛成!
 
そうして作った時間は、
自分のために使ってほしい。
 
おすすめは、「睡眠」と「自分だけの時間」だ。
 
「睡眠」はほんとうに大切。
寝ないことにははじまらない。
睡眠不足では、免疫も下がって、
風邪もひきやすくなってしまう。
イライラして、不機嫌にもなり、
子供にも自分にも優しくなれない。
 
「睡眠」が体のためならば、
「自分だけの時間」は心のために必要。
 
どんなに子育てに忙しくても、
「自分だけの時間」は必要不可欠なものだ。
たとえ一時間でもいい、お気に入りのカフェで
コーヒーの一杯を飲んでほしい。
趣味の時間にするのもいいね。
ほっと気が緩んだり、ワクワクしたり、
自分を見つめ直してみたり、
有意義な時間を過ごせることだろう。
 
これだけのことで、子供にも配偶者にも、
さらに優しくなれること間違いなし。
 
「睡眠」も「自分の時間」も、
時間が余ったらとか、
あとまわしにしていては、
その時間は永遠におとずれない。
 
子供が一番望むことは、お母さんが、お父さんが、
笑顔で楽しそうにしていることだと今ならわかる。
 
親も、子供が笑顔で楽しそうに生きていてくれたら、
それだけで嬉しいのではないだろうか。
 
いろんなことを完璧にして、
イライラ、カリカリしているより、
多少部屋が散らかっていても、
スーパーのお惣菜が食卓に並んでも、
家族でわいわい楽しく過ごすほうがずっといい。
 
子を持つ親は、
自分のことより、子供のことが大切だと思っている。
 
だからこそ、大切な存在だからこそ、
子供ではなく、まず「自分」を優先にするのだ。
 
心も体も健康でなければ、
健やかでなければ、
子育てなんてできない。
 
スーパーでポテトサラダ? 素晴らしい!
家族で「おいしいね! 」と言いながら
食べるのならば、正真正銘、家庭料理だ。
 
 
 
 
***
 
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2020-08-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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