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偶然に出会う場所

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:雨辻ハル(ライティングゼミ5月開講通信限定コース)
 
 
「なにこのお店! めっちゃいい! 行ってみたい!」
 
Twitterのタイムラインを見ているとたまに起きることがある。
 
それは自分が知らなかった知識や情報と偶然出会うということである。自分が持っていなかった知識や情報が「リツイート」というTwitterの機能によって私達の目の前に現れるのだ。
 
ここでいうリツイートとは、他者がしたツイートを引用して再投稿するというTwitterの機能である。
 
流れてくる知識や情報は自分の専門外のものが多かったりするから面白い。自分のタイムラインは、趣味や思考が似ている人をフォローするので、同じような情報が集まってきやすい。しかし、私がフォローしている人たちは私が持っていない情報を必ず持っている。
 
例えば、私は旅行が好きなので、宿泊施設や観光地、お土産など、観光地についてについての情報をたくさんもっている。しかし、食にあまり興味がないので、旅行先の食に関する情報はもっていないのだ。せいぜいその地域の特産品くらいだ。
 
その一方で、私がフォローしている人の中には観光地のグルメに精通している人がいる。おしゃれなカフェや隠れ家的なバーなど、どこで知ったのだろうという情報ばかりである。
 
このようにその人と私では持っている情報が違う。私は宿泊施設、その人はグルメというように、好みの違いによって持っている情報が異なる。
 
この持っている知識・情報の違いが、偶然の出会いを生むのだ。
 
この偶然の出会いを実際に体感できるのが、古書店だ。
 
古書店には時代を問わず様々なジャンルの本が集められている。小説やハウツー本、ビジネス書に雑誌などなど。店頭にはもう並んでいない書籍も数多く揃っている。
 
年代やジャンルを問わずあらゆる書籍が集まっているのは、まるでTwitterのタイムラインのようである。自分が欲しい情報だけではなく、自分にとって新しく必要な情報が集まっているかのようである。
 
Twitterと違うことといえば、知識・情報を探し出さなければならないという点であろう。Twitterはリツイートという機能で、勝手に情報が流れてくるが、古書店では予め集まっている古書の中から、自分に必要なものを探し出す必要があるのだ。
 
ただ、不思議なことに絶対に見つけてやろうと強く意気込んで探しても見つからないことが多い。むしろ古書店を楽しむ気持ちで、本たちを眺めるくらいの心持ちのほうがいいものに出会える気がする。Twitterと同じように、いいものは向こうから勝手にやってくる。
 
この前、古書店に行ったときに、偶然の出会いをした。
 
特に欲しい本があるわけでもなく、ただいい本に出会えるといいなくらいの軽い気持ちで古書店を訪れた。いつもどおり店内をぐるっと回った。雑誌のコーナーから漫画、ビジネス書、小説、文庫というように気ままに店内を回っていた。そのときふと目に留まった本があった。それは外山滋比古の『「考える頭」のつくり方』という本だった。
 
考えるということが苦手な私は、思考をどう行えばいいのか分からなかった。考えることの大切さは何か、思考というものはどのように行えばいいのか。今まで思考というものから逃げてきたので、何をどうやっていいのか分からなかったのだ。そんな考えることの大切さが分からない私にとってこの本はまさに偶然の出会いだった。
 
その他にも、三島由紀夫の『春の雪』という、私が好きな「輪廻転生」という考え方を扱った小説に出会うことができ、また読書のあり方について書かれたショウペンハウエルの思想書にもであうことができた。これらの本も私にとって偶然の出会いだったのだ。
 
情報や知識を探しに古書店を訪れたわけではない。Twitterのタイムラインのようにあちらから勝手にやってきただけなのである。これだから古書店を訪れるのはやめられないし、面白い。
 
最後に簡単に私流の古書店の回り方を紹介してみようと思う。
 
まずふらっと店内を一周する。そのとき自分の好きなジャンル以外のものも見てみる。そうすることで、偶然の出会いが起きる確率が上がる。自分の好きなジャンルしか見ないのは良くない。幅広いジャンルのものに触れることが大事だ。もちろん好きなジャンルのものもよく探してみる。自分の持っている知識をさらに深めてくれる本が眠っているはずだ。
 
店内を一周する間に、自分が直感で読んでみたいと思ったものを手にとっておく。選ぶ基準はタイトルや目次を見て読みたいと思ったかどうかだ。レビューなどを基準にするのではなく、読みたいと思う自分の気持ちを大切にする。
 
一通り見終わったら、持っている本の吟味をする。これは果たして読むべき本なのか吟味しなければならない。そのとき最初の部分を少し読んでみるのもいい。最初を読んでみて面白いと感じたら買う価値はあるだろう。
 
吟味をして、最終的に残った本が今の私にとって必要な書籍ということである。この書籍が新しい知識や情報を与えてくれるだろう。
 
 
 
 
***
 
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2020-08-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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