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子どもの習い事を選ぶ時に大事にしたいこと


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:垣尾成利(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
「礼儀正しい子になってほしいので、ぜひ武道を習わせたいと思います」
こうおっしゃって子どもさんを道場に連れて来られる親御さんはとても多いです。
 
これに対し、私は毎回こう答えます。
「武道を習ったからと言って、礼儀は身に付きませんよ。なぜなら、礼儀を教えるのは親御さんの役割だからです」
 
武道を習っても礼儀は身につかない、礼儀を教えるのは親の仕役割だ、と言うと、大抵の親御さんは「なぜ?」という顔をされ、「この道場はハズレ、ここに我が子を預けても為にならないな」と、不信感を抱くようです。
 
私は合気道の道場指導に20年以上携わっているのですが、この会話の狙いは、道場に入会するあたり、親御さんが習い事に対してどのような考えを持っているか? を確認することです。
 
習い事に対して親御さんが持っている価値観と指導者の思いをひとつにして一緒に向き合うことができると、習い事を通じて得られる子どもさんの幸せはぐんと高まるのですが、思いを共有できないまま習い事を始めてしまうと子どもさんが損をします。
これを避けるために、親御さんが誤った期待を持っている場合は取り除く必要があるのです。
 
不信感を浮かべている親御さんに対して、更に具体的にこのような話をします。
 
道場で必要な礼儀は6つだけです。
「はい」と返事ができること。
「こんにちは」と挨拶ができること。
「お願いします」が言えること。
「ありがとうございます」が言えること。
「ごめんなさい」が言えること。
「さようなら」と言って帰れること。
 
たったこれだけしか必要ありません。
ご家庭に、この6つが常にある生活をされているなら、武道が教える礼儀はありません。
もしできていなければ、合気道を始めるにあたり、家族みんなでこの6つを意識した生活を始めてみてください。
そうすれば、自ずと礼儀正しい子になりますよ。
道場は礼儀を学ぶ場ではなく、実践する場です。
大切なお子さんを育てるのは親御さんの役割、道場は育つ場を提供するのが役割です。
 
こう説明すると、その日体験参加した子どもさんが、どれだけ伸び伸びと体を動かし、初めてのことに触れて、満面の笑みを浮かべて「楽しかった!! 合気道やりたい!!」と言ってくれたとしても、結果はどうなるかというと、半分以上は次回来なくなります。
 
このような親御さんが道場に何を期待しているかというと、我が子に礼儀を教えてくれることであって、親の役割を習い事に任せたいと思っているのです。
子どもが合気道に触れて、「楽しかった!! やってみたい!!」と興味の芽が開いたことは無関係、親の都合を満たしてくれる場所ではないと判断された訳です。
 
果たして、この選択は正しいのでしょうか。
 
習い事の主役は、お子さんです。
しかしながら、親の都合が主になっているケースは多いです。
 
習い事を選ぶ時って、協調性を身につけさせたいから野球やサッカーなどの集団で行うスポーツを、計算が速く頭の回転が良くなるために算盤を、字が上手くなるために習字を、礼儀を身につけさせたいから武道を、というように親の思いで決めていることが多いと思いますが、習い事を選ぶ時の基準に、親の期待を満たすところに預けることを一番に考えていないでしょうか?
 
習い事に期待することは決して悪いことではありませんが、せっかくなら、指導者任せにするのではなく、一緒に向き合うことを考えてみてはいかがでしょう?
 
私がいつも感じていることは、親と、指導者が、子どものために思いをひとつにして一緒に向き合えることが、子どもさんの幸せに繋がるということです。
 
我が子を育てる親と、育つ場である習い事が、同じ思いで向き合えていることで得られる一番の幸せは、習い事の時間が生活の中に自然に溶け込んでいくことです。
 
「今日、大人を投げたんだよ!! 受身が上手くできて投げられても痛くなかったんだよ!」
 
楽しかったんだね、頑張ったんだね、良い時間を過ごせたんだね、と習い事の時間を家族で共有できている家庭では、今日はこんなことがあったと、子どもは自分の成長を語るようになります。
 
子どもがその日の経験を笑顔で語ってくれることは、親としても嬉しいことですよね。
 
反対に、習い事に育てることを委ねている家庭では、生活の中に習い事での経験が入り込んでいかず、家族の話題に習い事の話が出てこないのです。
 
これから習い事をさせようと考えているお父さん、お母さん。
親として、幼い我が子に習い事を通じて学ばせたいことは、技術でもなく、礼儀でもなく、人間関係でもなく、楽しみを感じながら自分で頑張ろうと思えること、自分の意志で取り組む気持ちを育てることではないでしょうか。
 
親と習い事の指導者はひとつのチームです。
子どもさんのために、それぞれの役割を担い、一緒に見守るチームメイトです。
思いをひとつにしてお子さんの成長を共に見守り、一緒に取り組んでいく、そんな関わり方ができる習い事を見つけてあげてください。
そうすれば、きっとお子さんは幸せを感じながら、自分の意志で頑張ってくれることでしょう。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 

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2020-08-14 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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