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もし今、あなたがつらいのなら


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:津森あずさ(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
もし今、あなたがつらいのなら、
もし今、あなたが苦しみの真っ只中にいるのなら、
 
自分の内面を見つめることはおすすめしない。
過去に原因を求めることは、もっとおすすめしない。
 
「えっ?」と思う人が多いかもしれない。
巷では、自分の感情を感じつくしましょう、とか、
あなたの今の苦しみは、過去に原因があります、とか言って、
自分の気持ちを優先しないのは、自分に失礼だ、とか、
あなたが今苦しいのは、過去のトラウマが原因ですね、だとか
そんな結論? に持っていっているセミナーなんかも多いらしい。
 
私は精神科医ではないし、心理学者でもない。カウンセラーでもなければ、自己啓発コーチでもない。そんな素人であるから、それが正しいとか間違っているとかはわからない。
ただ、そんな結論が出たところで、私はそれでは救われなかったし、何も解決しなかったし、結局、何も変わらなかった。
 
今のつらさや苦しみが、命に関わるほどの状況ならば、いったん今いるフィールドからベンチに引き上げて、休んだ方がいいかもしれない。命より、大切なものはないと思うから。
でも、できることなら、そこまでになってしまう前に何とかしたいと、誰もが思うのではないだろうか。
 
私は数年前に病気を患った。精神の病気ではなく、身体の病気ではあったが、身体の具合が悪いと、まあだいたい精神的にも弱ったり、前向きに考えられなくなってくる。
どんどん自信もなくしていった。身体のしんどさや痛みのせいで、ろくに家事もこなせず、寝込んでいる日々。痛みやつらさに自然と意識がとらわれて、未来には絶望していたし、現在の自分を責めていたし、なぜこんなことになってしまったんだろう、と過去に原因を求めた。
そして、これが原因では? と思えることから逃げることしか考えられなくなっていった。そうしなければ、心も身体も壊れてしまう、と。
そして、私は、逃げた。
 
逃げることは、悪いことではないかもしれない。
一時的にでも、そこから離れることで、ちょっと楽になった気にはなるから。
 
しかし、それは根本的な解決には全くなっていない。
だから、過去に原因を求めても、現在の環境から逃げても、病気は治らなかったし、何も変わらなかった。
 
いま現在、病気が治ったわけではない。だけど、「病気の私」に振り回されることはなくなった。もちろん、体調の悪い時には無理はしないできちんと身体を休める。しかし、そんな自分を責めることはなくなった。「身体を休めること」を自分で選択しているからだ。
そして、体調が良いときも悪いときも、その時の最高の自分でいることを意識するようになった。
 
この、「良いときも悪いときも、その時の最高の自分を意識する」というのは、とてもおすすめだ。自分を甘やかすのでもなく、無駄に自分を責めるのでもない。感情ではなく、意識をプラスに持っていくのだ。
 
感情は「アトラクション」だ。上がったり、下がったり、回転したり。興奮したり、ドキドキしたり、つまらなくてガッカリしたり……。
そんな、次にどうなるかわからないアトラクションに振り回されていたら、そりゃあ疲れる。
だから、敢えて、自分と感情をちょっと切り離してみる。
ユーモアを交えて面白がってみるのもいい。
イライラしたら、そのイライラでいっぱいになるのではなく、
「わー! 来たきた! イライラ君、登場―!」
なんて思える自分がいたら、そうしてイライラしている自分をちょっと俯瞰してみることができたら、その「イライラ君」に、自然とお帰りいただけるようになるのではないだろうか。
 
自分を俯瞰して見るということは、その状況にある自分を客観的に見ることができるようになるだけでなく、視点を上げて、自分も含めた周りの状況が見えるようになることだ。そうすると、感情に飲み込まれている自分が見えて、ちょっと冷静になり、いまどうするのが一番良いのか、考えることができるようになる。そしたら後は、そのベストを選択すればいいだけだ。
これが少しずつできるようになって、実際私は、感情に振り回されて嫌な気持ちでいる時間がグッと短くなっている。
 
人間である以上、良いことも悪いこともあるのは当たり前だ。良いことがあった時には、存分にその気持ちを味わえばいい。でも、嫌な気持ち、つらい気持ちを長く持ち続けるのは、百害あって一利なし、だ。
 
人間とは不思議なもので、過去に起きた良いことよりも、悪いこと、嫌だった、つらかった、悲しかったことの方が鮮明に覚えていたりする。その時の感情とともに。
だから、新しく嫌なこと、つらいことなどが起きた時はもちろん、気持ちが弱っている時、果ては無意識でいる時なんかにも、後生大事に抱えていたその嫌な思い出と感情を過去か引っ張り出してきて、その気持ちをわざわざもう一度味わったりしている。
 
そんな時間、もったいない!
いくら人生100年時代になったとはいえ、人生は有限だ。
人はいつか必ず死ぬ。誰でも必ずだ。
 
だからこそ、つらい、苦しい、頭に来る、許せない、悲しい、などのマイナスの感情からは逃れることはできないけれど、できるだけ短い方がいいに決まっている。
 
そして、その時その時のベストな自分でいることを選択していたら、あるとき思いがけない道が目の前に開けていることに気づく。
 
1年前には、人生に夢も希望もなかった私が、いまこうしてライティング・ゼミに参加している。
 
もし今、あなたがつらいのなら、ちょっとだけ、気持ちと自分を切り離す、ということを試してみてほしい。
そして、その時できる最高の自分でいよう! と思ってほしい。
そうしたら、あなたにも新しい可能性がひらけてくるかもしれないから。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-09-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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