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健康寿命とは、継続する力である


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記事:E.MIO (ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「あのテレビ電話みたいなやつ、今度必要だから教えてくれないか?」
と父から突然、言われた。最初は、何のことか分からなかったが、父の説明をよく聞いてみるとZOOMのことだった。どうやら父の取引先がZOOM会議の要請をしているらしい。父の横について、ZOOMの基本的な使い方をあれこれと、教えると素直に「そうか、そうか」と聞いて、メモをして、30分ほどで最低限の機能は使えるようになった。新しいことも積極的に吸収するのは父らしい。
 
私の父は昭和15年生まれ、今年80歳を迎えたばかりである。「生涯現役」が口癖で、60歳で大企業のサラリーマンを定年退職した後、数社を渡り歩き、68歳で小さな会社を起業した。80歳になっても、ほとんど毎日が仕事で、事務から営業まで1人でほぼこなしている。
 
日本男性の平均寿命は81.41歳らしいから、平均寿命にはまだ達していない。
ただ、父の凄いところは、健康診断で、指摘されるような項目が一切なく、心身ともに健康そのものであることだ。医者によると80歳で身体的な持病も抱えておらず、頭脳も明晰な人は1,000人に1人の確率くらいしかいないらしい。健康寿命とは、「日常生活に制限がない期間」が定義だが、日本男性の平均は72.14歳だから、健康年齢=実年齢の父は十分優秀なわけである。しかも、父は一人暮らしなので、健康管理を全て自分で行っている。
 
ひるがえって、私は、ここ数年、何度か入院しており、お世辞にも完全な健康体だとは言えないし、正直、父の年齢まで生きられるかあまり自信がない。そのため、父の健康の秘訣はどこからくるのか、とても関心がある。そこで、実家にいる間に父を観察してみて秘訣を探してみた。おそらく、その秘訣とは、誰にでも役に立つはずである。
 
どうやら観察してみると、秘訣は5つに大別できるようだ。
まず、第1の秘訣は、食事のコントロールである。父は、朝は、軽くパンと合わせて、牛乳と何種類かの緑黄色野菜をミキサーで混ぜ合わせた野菜ジュースをコップに1杯ほど飲んでいる。昼食、夕食は、和食中心で、塩分は極力避けた献立を意識している。そのため、父は味噌汁を飲まない。あっさりした味付けのものしか食べないし、おかわりもしない。父によると体重の増加は高血圧を始め、万病の元であるそうで、体重も食事の量の調節によってコントロールし、今は30代前半に着ていた服を80歳で着こなしている。自宅では、一人暮らしなので、全ての食事は、自分で作っているが、父曰く、料理を作ることは、頭脳を活性化させるそうだ。
 
次に、第2の秘訣は運動である。特に、老いは足から来るというので、毎日2キロ程度は散歩している。また、ゴルフの打ちっ放しに週に数回は出かけ、数時間は打ち込んでいる。本人曰く、50代の頃よりも、練習量の多い80歳の今がゴルフは上達しているとのことだ。しっかりした体幹と足腰を持つことは、健康を維持することが大事だということである。ちなみにやりすぎも怪我を招いたりするので、適度な運動で終わらせるということが重要だそうだ。
 
第3の秘訣は定期的な健康チェックである。食事や運動をすることは重要だが、結果のチェックも重要である。父は、健康診断を年に4回受けるなど細かく体をチェックしている。そして、医者に受けたアドバイスは100%必ず守る。野菜ジュースや体重のコントロールは医者に言われて始めたことだそうだが、PDCAをきちんと回すことが、結果をきちんと継続することにつながっている。
 
第4の秘訣は、心の持ち方である。「もう80歳だ」と思うのではなく、「まだ80歳だ」と思うようにしているとのことだ。目標を敢えて設定せずに、今だけを考えて生きている。そのため、死については全く意識しておらず、焦りや不安はないそうである。そして、冒頭のZOOMの習得のエピソードのように、年齢は関係なく、新しいものを積極的に取り入れる。瞑想などは行っていないが、「今ここにだけ集中する」というのは最近、広まってきているマインドフルネスの考え方に近い。
 
最後に、第5の秘訣は、適度な緊張感を保つことである。父は小さな会社をほぼ一人で切り盛りしているが、仕事をすることは、社会に貢献し、自分の存在意義となっているほか、適度な緊張感を保ち、規則正しい生活を送ることに役立っているそうだ。父は、たまたま、仕事がほぼ趣味とイコールだが、仕事でなく、趣味で打ち込むもので、社会と接点があるようなものであってもよいと思う。
 
これらが父の健康の秘訣なのだが、実は、何より凄いのは、自分で決めたことを毎日コツコツと行っていることだと思う。例えば、野菜ジュースは、20数年は飲んでいるし、医者に言われたことも必ず守る。まさに「継続は力なり」で、実はこれが健康寿命を維持する秘訣の鍵になっているように感じる。実家で過ごしていると、何か、父のエネルギーが満ち溢れているのを感じる。自分も少しでも実践していきたいし、ぜひみなさんにもお勧めしたい。
 
 
 
 
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2020-09-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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