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メディアグランプリ

マンガで解説! 2時間でわかる社会の仕組み


*この記事は、「リーディング・ライティング講座」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:成田陸(リーディング・ライティング講座)
 
 
「難しいなぁ」駅前の本屋で立ち読みしてつぶやく。そして本棚に戻す。
大学2年の頃、恩師からとある本を勧められた。「お前、アレをまだ読んだことないのか?」少しドスの聞いた声で、飲み会で言われた。
「す、すみません」と目を伏せながら、謝った。その翌日本屋に立ち寄って日本語訳を立ち読みしていたが、やっぱり難しそうだ。
 
恩師から勧められた本はカール・マルクスが書いた『資本論』だ。
 
誰もが一度は聞いたことあるだろう。そしてあまりの難易度に手にとった人、買ったはいいが本棚の奥にしまっている人はほとんどだろう。わたしも『資本論』を購入したことはない。
 
けれど大学時代の恩師や会社の上司など、できる先人は教養として『資本論』を読んでいることが多い。仕事ができる人で『資本論』の話を知らなかった人というのはあまり見たことがない。
なぜなら、『資本論』というのは社会の仕組みを説明しているからだ。原理原則だと過言ではない。資本主義社会というのは、衣服や食料、サービスはもちろん、それをつくる労働力が商品になる社会だ。そして商品はお金を媒介にして交換できる社会である。物々交換ではお互いに欲している物しか交換が成立しなかったが、お金さえあればなんでも買えるようになる。裏を返せばお金が何も手に入れられない社会でもある。
これは現代の日本でもそうだろう。お金持ちはフェラーリを購入することができるし、タワマンに住むことができる、キャビアなどの高級料理を食べられる。一方で貧乏人は、隙間風が入るようなボロいアパートに住むしかなく、毎日コンビニ弁当で、病気にかかれば満足な治療を受けることが難しくなる。
 
金が全てだ。
 
否定したいが、現実ではそうなっている。お金がなければ自由に生きることは難しくなる。
そして富めるものはより富み、貧乏人はより貧しくなる。そんな循環になっている。
 
そういった理論を説明しているのが、『資本論』という書籍なのだが、あまりに内容は難しい。そしてただでさえ難しいものをわかりやすく説明するのは難易度は高い。
 
『資本論』の原著はアルコール度数42%のウィスキーのような本だ。あまりの情報量に読んだら酔っ払うし、ストレートで飲む人はそもそも少ない。全人類およそ70億人に対して原著を読破し、理解できる人はどれくらいいるのだろうか。
 
そこに炭酸水と塩とレモンをいれて美味しいハイボールのように飲みやすくしたのが「講談社まんが学術文庫」から出ている『資本論』だ。
 
本書はマンガ形式で『資本論』のエッセンスを抽出してわかりやすく『資本論』を伝えている。要約されているので、原著を読むよりストレスは少ない。しかもマンガだから、補足情報は絵で表現されているので、情報が立体的になって理解しやすい。
 
はじめて読破するのに2時間はかからなかった。
 
これだけの時間で読めるのなら、復習がしやすい。復習しやすい、これだけで相当の価値がある。はたして一回読んだだけで、理解できる天才はどれくらいいるのだろうか。おそらく皆無であろう。人はすぐ忘れる。だから復習が大事になる。
 
読破するのがそもそも難しい本を復習するのは、剣岳のように登るのが難しい山に街にいるような格好で挑み、なんとか命からがら踏破したのにもかかわらず、また同じ格好で登るような所業だ。
せめて登山靴を履かしてほしいし。そもそも踏破するのは不可能だろう。
 
地元の裏山だったり、高尾山のような登りやすい山でなれるなどレベルアップが必要だろう。そしてそれに合わせた装備が必要になる。そうして着実にレベルアップしていって初めて剣岳に挑戦できる。
 
読書も同じではないか。難しい本を最初に読むのではなく、初学者用の本で専門用語をインストールして、全体感を掴む。そして難しい専門書を読んでいく。
 
まんが学術文庫の『資本論』は、本当に初学者用だ。
それこそ、わたしは本屋で日本語訳の『資本論』を立ち読みして諦めて本棚に戻したとき、隣に見えた本書を手にとった。『資本論』を難しいと思った人はこちら」みたいなポップがあり手にとった。
 
マンガはマジでわかりやすい。もし原著にこだわろうとする人は、それは無謀すぎる挑戦だから、やめたほうがいい。それで挫折して内容がわからないより、一度マンガで読んで内容をざっくりといいから頭にいれてしまったほうが会話についていける。
 
つぎの恩師との飲み会で『資本論』の話になったが大丈夫だった。
 
「おまえ、すこしは勉強したな」と優しい声をかけてもらった。
 
 
 
 
***
 
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2021-01-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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