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活字に疲れてしまった大人が選ぶ、ステキ絵本のススメ


*この記事は、「リーディング・ライティング講座」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:大村沙織(リーディング・ライティング講座)
 
 
14日目で6冊。
2021年2月現時点での私の読書量だ。
並行して読むのがあまり得意ではないというのもあり、ペースは遅いのかもしれない。
月に10万円以上を本に投資し、移動時間中や各拠点での積読本を並行して12冊読むというどこかの書店の社長さんに比べたら、微々たるものだろう。
ただそれまではたくさん読んでもせいぜい月に5冊くらいだった。
これまでの自分と比較すると、かなりのハイペースということになる。
昨年から受講しているゼミの影響もあって、読書量が増えた自覚はあった。
実際に集計してみると、1月も漫画やら雑誌やら小説やらを全て含めて30冊は読んでいた。
数字にしてみるとそのインパクトは大きく、正直ここまでとは思っていなかった。
 
ここまで本が読めるようになった現状は、とても満足している。
ただ、1つ告白しておきたいこともある。
それは「どうしても活字を読む気になれない」、そんな日もあることだ。
仕事でミスをしてしまい、気分が腐っていたとき。
体力的にきつくて、本を読むよりも睡眠を優先させたいとき。
数々の家事を早朝からこなし、ひたすらぼーっとしたい気分だったとき。
「今文字を視界に入れても、絶対に頭に入ってこない!」というシチュエーションが、日常生活の中で少なからずあった。
活字中毒者を目指す者にあるまじきことかもしれない。
読書を優先させるべきだ、という意見もあるかもしれない。
それは重々承知している。
しかし、そこで無理をおして本を読んだとして、読書が嫌いになってしまっては元も子もないだろう。
 
「一番大事なのは持続可能性」
 
種々のゼミでの三浦社長の教えが頭の中をよぎった。
自分の中で持続可能性を担保するための工夫の一環として、自分を楽しませるためにあえて漫画や雑誌も読書として扱い、「読書」に対するハードルを下げてきた。
問題は、それらを目にする気分にさえならないときだ。
特に心が落ち込んでいるときは、自分の頭がとことん使い物にならないことはこれまでの経験から理解している。
そんなときにでも適用できるプランB、すなわち何も考えなくてもできる「読書」の方法を確立したい―そんな欲求が自分の中で生まれた。
 
「ちゃんと考えて読まなくても、『本』として楽しめるものはないものか?」
 
そんな視点でふと自分の本棚に目を向けた、そのときだった。
漫画やビジネス書の並ぶ本棚の端にこぢんまりと並んだ、薄めの本達。
「今こそ私の出番ですよ」と、そんな声が聞こえた気がした。
 
「そうか、絵本という選択肢があるじゃないか!」
 
なぜ今まで気づかなかったのだろう?
ページが少なかろうが何だろうが、絵本だって立派な本ではないか!!
私は心の底から猛省した後、本棚から絵本達を取り出した。
せっかくだから疲れたときに読む私の「ステキ絵本」を決めておこうと思ったのだ。
お疲れ度によって読む本を分けてみたのが、下記のラインナップである。
 
お疲れ度:活字を見る余力はまだ何とかあります。
読む本:内なる町から来た話
オーストラリア出身のショーン・タンさんによる作品。
彼の代表作の「アライバル」は「アメトーーク!」でも過去に紹介されており、ご存じの方も多いかもしれない。
25話の短編から構成されていて、絵本とはいうものの読み応えはかなりある。
各短編は動物がテーマになっており、人間と動物との関係性について、はっとさせられる。
そしてとにかく絵が美しい。
病院のフクロウ、会社の役員室のカエル、空港のワシ……日常風景の中に溶け込む動物達。
絶対にありえない、シュールささえ感じてしまう光景なのだが、力強いタッチとそのリアルさから「本当にこの動物達はいるのでは?」と不思議な気分になる。
私は表紙のムーンフィッシュに一目惚れし、中身も見ずにジャケ買いしてしまったが、全く後悔していない。
 
お疲れ度:ページをめくるのがやっとです。
読む本:あるかしら書店
2017年に出たヨシタケシンスケさんの作品。
「本にまつわる本」の専門書店の「あるかしら書店」にやってくるお客さん達の「こんな本、あるかしら?」という問いかけに、店員のおじさんが答えてくれる形式で話は進む。
「本にまつわる仕事の本」や「本にまつわるイベントの本」など、様々な本が登場するのだが、こんな本が本当にあったら面白い! などと想像力を掻き立てられる。
個人的に「本とのお別れ請負人」にはとてもお世話になりたいと感じた。
世の中の心理を突いているラストも秀逸なので、是非読んで確かめていただきたい。
 
お疲れ度:本を持つのがやっとです。
読む本:の
え? と思うタイトルだろう。
タイトルの通り、助詞の「の」で物語が進む。
主人公の女の子である「わたし」「の」お気に入りのコート「の」ポケットの中のお城「の」一番上の眺めの良い部屋「の」……といった具合に、「の」から始まり、「の」のバトンがつながっていく。
 
「『の』はモノや時間や感情、何でも繋げてくれる、バトンのような言葉。友達や家族とも『の』のことば遊びをして、そこから生まれるでたらめで、素晴らしくへんてこな世界を楽しんでもらいたい」
 
そんな思いで作者のjunaidaさんはこの本を描いたそうだ。
確かにこれだけ繋げられる「の」のポテンシャルに驚かされてしまう。
こちらも絵の描き込みが繊細で、ずっと眺めていても全く飽きないので自信を持ってお勧めしたい。
 
いかがだっただろうか?
活字を読むのにちょっぴり疲れてしまったとき、私は絵本を読む方法をとることで今まで好きだった絵本がますます好きになった。
絵本の後は読書もはかどり、「やっぱり活字って良いなあ」と改めて認識できるという、ありがたい機会を得ることができている。
本屋や図書館の絵本コーナーをぶらぶらすることもあるので、子供から奇異な目で見られることもあるが、読書の持続可能性を担保するためなら何のその!
これから年齢を重ねても、ステキ絵本を探す旅を続けていくつもりだ。
 
最後に私が紹介したラインナップが、活字疲れの処方箋になれば幸いである。
そしてぜひ絵本について、語りましょう!!
 
 
 
 
***

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2021-02-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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