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習慣作りは、シンプルに。


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:仲本 ひと美(ライティング・ゼミ超通信コース)
 
 
三日坊主。
 
私のためにある言葉だ。興味のあること、やろうと決めたこと、初日は楽しく張り切ってできるのに、あっという間に飽きてしまう。そして、いつの間にか、やらなくなる。
 
30代までは、腰痛、肩こりなど「痛み」と名の付くものとは無縁の日々を送っていた。40代を迎えた最近は、ちょっと首がこる。腰も痛い。運動不足が原因の一つだと思う。
同年代の知人との会話も「最近、肩が上がらない。お医者様に簡単な運動でいいから習慣にした方がいいとアドバイスされたよ」とか、健康ネタが増えてきた。
 
運動不足は痛感している。
 
元気にハツラツと過ごされている諸先輩方に会うと、「素敵だな。私も、そろそろ何か運動をしようかな」と思うが、帰宅すると「やる気」が霧のごとく消えている。
 
行動に移せない要因は、面倒くさがりの性格。今までも「ラクして~」「1週間で変わる!」等々の本に数多く手を出してきた。おそらく高級フレンチを楽しめる程費やし、無駄にしてきた。
 
そんなたくさんの本の中で、一冊だけ何となく手元に置いていた本があった。全く運動をしたことがない人向けで、道具を一切使わない自重トレーニングの本。簡単な運動から始め、1ヶ月をかけて、だんだんとハードになっていく。
早速、トレーニングウエアを買いに行き、帰宅してから毎日取り組んでみた。でも、1ヶ月やり切ったら満足して、全くやらなくなってしまった。
 
運動している最中は、首こり、腰痛は和らいだ。でも、運動は、やめてしまったら意味がないようで、痛みと一緒に過ごす日々に徐々に戻ってしまった。
 
一人では続かない。ジムに通おうか、と思って調べたが、自宅と職場の近くに通いやすそうなジムがなく断念。
 
ある人が、ラジオ体操を数年続けているという。
小学校のころ夏休みになれば、早起きをしてラジオ体操に行っていた。目的は、スタンプをもらいに行くこと。学生生活中には、体育の授業や運動会で何度もラジオ体操をする機会はあった。同級生の目が気になり、機敏に動くことが恥ずかしく、ダラダラと真面目にはやっていなかった。だから、ラジオ体操は、楽な印象。「私にも、できるな」そう思い、始めてみることに。
 
しばらくラジオ体操をやっていなかった。運動の順番を忘れている。
毎朝6:25からテレビ体操という10分番組がある。その番組をお手本に、動きをしっかり見て、できるだけ正しい動きをコピーするように、全力で取り組んでみた。
 
ラジオ体操を、私はなめていた。
 
真面目に取り組んでみた、その結果、
「申し訳ありません。声をかけられても、振り向けません。耳はしっかり傾けていますので」と同僚に謝り、なるべく動かないようにさせていただくほどの筋肉痛になってしまった。
でも、筋肉痛が起きるということは、ラジオ体操は効果があるのだなとも思った。
 
自重トレーニングも続かず、ジムにも通えない。体の不調と仲良くなるより、少しでも元気に毎日を過ごしたい。ラジオ体操を続けてみることにした。
 
やると決めたはいいが、特技は「三日坊主」だ。絶対にやることと、決めたルールは、「テレビ体操の予約を忘れずにする」、これだけ。
寝室にテレビがある、毎朝、テレビ体操の放送時間に合わせてスイッチが入るようにした。疲れていたら休んでいい、というルールも加えた。
 
やり始めたころは、体中がバキバキとなり、動かしにくい。自分の体が、錆びついたロボットの様に感じた。バランスをとるような運動も、フラフラして転びそうになる。たった、10分だが、全く運動をしていなかった私には、かなりハードな運動となった。
テレビのスイッチが入っても、まだ寝ていたいと思う日も多々あった。でも、3日、1週間と続けるうちに「昨日まで続いたのに、ここでやめたら悔しすぎる」と、今日一日だけは頑張ろうと、「今日一日だけ」という思いを積み上げていくようになった。
 
1ヵ月やり続けると、錆びたロボットの様に動きの悪かった私の体は、油をさしたかの様に、滑らかに動くようになり、可動域が広くなった。こうなると、ちょっとした修行に感じていたラジオ体操も、気分爽快に一日を過ごすためには、やらずにはいられなくなり、そして、なにより首こり、腰痛が、気にならなくなっていた。
ちなみに、起きてすぐラジオ体操をすることは、あまり良くないようで、早く起きることができる日は、コップ一杯の水を飲んでから始めるようになった。
 
現在、2か月ほどラジオ体操が続いている。運動を続けた記録更新中だ。
なんで続けることができたのかな、と考えてみた。
ラジオ体操を始めるトリガーを「テレビの予約をしておく」とシンプルにしたことが良かったのかもしれない。
自重トレーニングを1ヵ月でやめてしまった時は、トレーディングウェアに着替え、ヨガマットを敷き、本を開き、準備体操。始めるまでの手順が多く、続けられなくなってしまった。
一方、ラジオ体操は、テレビのスイッチが入ったら、とりあえず起きてみる。寝癖がついた頭に、パジャマ姿で、テレビに誘導されるがまま、何も考えず、とりあえず動いている。
 
2か月続けたから、もう1ヵ月、いや1年続けようと考えると、プレッシャーに感じる。どれくらい続けるかは気にせず、やめたくなったらやめていいやと無理はしないようにしている。
でも、2か月続いる。「今日もできた」を、一日ずつ積み上げていけるように、とりあえずテレビの予約はしておこうと思う。
 
習慣作り。準備はシンプルにしたほうが良さそうだ。
 
 
 
 
***

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2021-05-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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