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メディアグランプリ

レッツ イート ずんだスイーツ!!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:後藤 修(ライティング・ゼミ 超通信コース)
 
 
「着いたぞ!」
 
こんなふうに、毎年のお盆はワクワク感でいっぱいの日がある。それは、毎年の夏に開かれる
親戚の会合に参加するために、仙台駅へ降りた時だ。
親戚に会う楽しみの前行事だ。僕は心を躍らせながら、仙台駅構内にある階段を駆け降りて
まっしぐらにある場所へ行く。
そこは‘ずんだ茶寮’と呼ばれるお菓子屋さん。
 
‘ずんだ’とは、枝豆やソラマメをすりつぶしてペーストにしたもの。
ここでは、これに甘みを加えてスイーツとして販売されているのだ。
この店は仙台駅の構内にあることから、僕が行くといつも10人を超す人たちが
並んで待っている。大半の人が買う商品は‘ずんだシェイク’と呼ばれるずんだスイーツだ。
僕はこれが大好物である。好き好きで仕方がない。
 
こんなずんだスイーツを愛してやまない僕だが、昔は‘ずんだ’というものは大嫌いだったのだ。
 
僕が‘ずんだ’に出会ったのは小学4年の時。忘れもしない2学期の始業式、翌日の給食の時だった。その日の給食の献立表には‘枝豆クレープ’と載っている今まで見たことがないメニューが載っていた。
枝豆クレープ?なんだこの食べ物は?僕はなんか怖さも感じながら、それを見ていた。
そもそも、枝豆をクレープで食べる発想はなかった。普通、塩を振りかけて皮を向いて食べるものじゃないの?こんな思いを巡らせながら、給食を食べる時間が来るのを待った。
時間が来て、まず僕は白いご飯を食べ始めた。するとまもなく、クラスの誰かが言った。
 
「このクレープ、おいしくない!」
 
そして次々と同じ言葉が飛び交ったのだ。僕は平静を装いながら、枝豆クレープを除いた全てのメニューを食べ終わった後に枝豆クレープを食べることを決めた。しかし、クラスの仲間が口々に枝豆クレープを罵っていたため、とても嫌悪感が募ってきていた。
やがて、そのクレープを食べる時がやってきた。僕は一口食べてみた……。
「う、まずい!」僕は率直にそう思った。クラスのみんなが言っていたことは本当だった。
これだけおいしくないものを給食で食べたことがなかった。大ショックだった。
そもそも枝豆に甘みを加えるなんてとんでもない料理だ。考えられない食べ物だ……。
頭の中でごちゃごちゃ感じながら、食べ続けたがクレープを一口残した。これが限界だった。
僕はそれを見て思った。
 
(2度と食べないよ、この食べ物は……)
 
しかし、その15年後にそんな気持ちが逆転した。
それは毎年、夏の恒例行事である親戚の会合の時だった
毎年、お盆の初日に行われる親戚一同が参加するテニス大会が終わった後。
あるお茶屋へ寄り、そこで昼食をとることになった。
親戚の人たちは各自料理を注文し、僕もそばを注文しようと思ったちょうどその時に親戚の誰かが言った。
 
「ここのずんだ餅は最高においしいから、みんなで食べよう!」
 
僕は少しビクッとした。(ずんだって、あのずんだ?僕は食べられるのか?)
僕は迷ったが、呼びかけた親戚に食べることを伝えた。しかし、不安を感じながら待った。
そして、それは目の前に現れた。僕はおそるおそる見た。
が、それは小学生に食べた時と全く別物に見えた。
 
それは見た目がとても美しかった。摺りつぶされた枝豆が新鮮だったため、キラキラと光っていた。食感をそそる甘い風味が何ともいえなかった。僕はその香りに誘われて一口食べた。
 
「うまい!これが枝豆か?」
 
僕から不安は飛んでいた。本当に適度な甘みで、喉ごしが清らかな感じだった。
枝豆のうまみが引き立っているものの、決してくどくない味だった。まさに感服仕った。
まさにずんだ餅を堪能しきった。
 
(本当にこれがまずいと思ったずんだなのか……信じられない)僕は呟いた。
 
これ以後、ずんだスイーツは僕の心を鷲掴みして離さない。
僕は仙台へ行くと、必ず‘ずんだスイーツ’をお土産として買う。そして、僕の家族や職場の同僚、友達などたくさんの人に渡す。そして、どこでも好評をいただく。
ここまで来ると、ずんだスイーツにはどんな人も惹きつける引力が働いているのではないかと思ってしまう。
 
ずんだスイーツは様々なものがある。品を挙げると、ずんだ餅、ずんだロールケーキ、ずんだ饅頭、ずんだプリン等。どれもずんだが使われている美味な商品だ。僕が今一番お勧めするのは
冒頭で、登場した‘ずんだシェイク’だ。
このシェイクはとてもまろやかな飲み物だ。枝豆の摺りつぶされた小さい粒がきれいに入っている。そして、色艶も抜群によく高貴な感じが漂う。
まさに平安貴族が「これは素晴らしいものよのう」と都言葉を交えて褒めそうな一品。
 
コロナが収束した後に、仙台へ旅行する方。仙台へいかれたら、ぜひこの商品をご賞味ください!
僕は出身者ではありませんが、これは本当にお勧めします!
豆が苦手な人にはお勧めしませんが、間違いなくおいしいです!
伊達政宗ゆかりの仙台城を廻り、仙台名物の牛タンに舌鼓を打った後に、最高のスイーツとして‘ずんだシェイク’をじっくり味わいください。おいしいよ!!
 
 
 
 
***
 
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2021-07-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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