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メディアグランプリ

金曜夜9時、オンラインで集まる映画パーティ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:ebikawa(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
月に2回ほどのペースで、友達とふたりで映画を観る会を開いている。
といっても映画館やどこかに集まるのではなく、お互いは家にいながら、それぞれ自分のパソコンで同じ映画を同時に再生する、オンライン形式だ。
 
映画を観るのには、昨年10月頃Amazon Prime Videoに追加された「ウォッチパーティ」という機能を利用している。この機能を使うと、Amazon Primeの会員同士であれば、わざわざ「せーの!」と息を合わせてボタンを押さなくとも、同じタイミングで映画やドラマを再生してくれるのだ。
 
この「ウォッチパーティ」がリリースされたとき、ちょうどリモートワークが続いて、人と会うことが減り、私はオンラインでもいいのでもっと誰かとコミュニケーションをとる機会を増やしたいと思っていたところだった。そんなときにこの機能の存在を知り、「いっちょやってみっか!」と映画が好きな友達ひとりに声をかけてみたのだ。
ウォッチパーティ自体は100人までの同時試聴に対応している機能なのだが、あまり人数を増やすと予定を合わせるのが大変になりそうなので、とりあえず試しにふたりでささやかな「パーティ」をしてみることにした。
時間は金曜夜9時。一週間の仕事が終わり、一息ついた後である。
 
ウォッチパーティを始めるには、ひとりが主催者となり、観たい映画のページにあるクラッカーのマークのボタンをクリックする。そのあと表示されるURLを相手に共有すれば、それだけで準備は完了だ。
 
記念すべき第1回で見る映画は「はじまりはヒップホップ」という、ニュージーランドの平均年齢83歳のダンスグループが、世界最大のダンス選手権に挑戦するドキュメンタリーになった。なぜこれを選んだのかあまり覚えてないが、普段ひとりでは観ないようなものにあえて挑戦したかったように思う。
 
そうして友達と一緒に見た「はじまりはヒップホップ」は、ほとんどお年寄りがゆっくりゆっくり動いているシーンなので、最高に盛り上がるようなタイプの映画ではなかった。
しかし、この1回目で、私と友達はすっかりこのパーティにハマってしまった。
そこから次の日程を決め、次に見たい映画を探して、という形で、もうかれこれ15回以上パーティをし続けている。
 
このウォッチパーティの良いところは、まず、オンラインという気楽さだ。
お互いの顔も見えないので、化粧を落とそうが、パジャマを着てようが、気にしなくていい。それに映画が終わった後は、移動する必要もなく、すぐにベッドに直行できる。疲れた金曜日にピッタリだ。
 
また、Amazon Primeに対応している映画・ドラマからしか選べないという限定された状況も絶妙だ。コンテンツは見切れないほど多いが、観たい映画がすべてラインナップされているほど無限ではない。
一覧画面とにらめっこしながら、気になる映画を片っ端からウォッチリストに入れていき、次はこれを見よう、あれも気になる、これは見たいけど対象じゃないね、と話すのは友達と一緒にレンタルビデオ屋の棚を見ているようでとても楽しい。
 
さらに、テキストチャットができるというのも、このパーティの大きな魅力だ。
ウォッチパーティの画面は、音声チャットはつかないが(映画視聴の邪魔になるためだろう)、画面の端に専用のテキストチャットが用意され、そこで一緒に映画を見る相手と会話ができる。
「今の服かわいい」「ひどい」「www」といった短いリアクションから、「今の人ってさっきの〇〇〇じゃない?」「実は〇〇〇だったりして!」といった考察も、映画を見ながら共有できる。初回の「はじまりはヒップホップ」も、盛り上がる映画ではなかったが、このチャット機能でお年寄りを応援したり、自分たちの未来に思いをはせたり、そういうやりとりで楽しさが増幅したのだ。
 
これまでの15回でいろいろなジャンルの映画を見たが、ある恋愛映画を見た時は、主人公の男の煮え切らない態度にふたりで激怒し、チャット欄が大変熱いものとなった。また、あるB級映画を見た時は、あまりのバカバカしさにチャットでのツッコミ合戦が忙しいくらいであった。普段なら途中で見るのを投げ出したくなるような映画でも、友達とあれこれ言いながらだと楽しめるのだ。
 
まだまだ外出を控える状況が続いている中で、このオンラインでのパーティは私にとって素晴らしいエンタメとなっている。むしろ、いつか外出を控える必要がなくなっても、私はこの形で映画を見続けたいと思っている。
 
疲れた金曜夜に、化粧を落としてヨレヨレの部屋着で、のんびりお菓子を食べながら友達とわいわい映画が見られるなんて、しかもそのあとすぐに寝られるなんて、なかなかこれに勝る贅沢はないだろう。
 
パーティへの入り口は、Prime Videoのコンテンツ画面の、再生ボタンの横に潜んでいる。ぜひ親しい人を誘って、そのボタンを押し、とびきり気楽なパーティを開催してはいかがだろうか。
 
 
 
 
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2021-08-07 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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