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メディアグランプリ

50m以上走ったことのなかった私が、ジョギングを2年続けられる訳。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:関田桃江(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
ジョギングを続けられる理由は、鋼の意思ではない。
 
ジョギングがしたかったというよりも、最後に行き着いたのがジョギングだった。
私がジョギングを続けているのは、道のつき当たりで見つけた馴染みのカフェに通うような感覚なのだ。
 
「走るとすぐに息が切れるし、長距離を走ったことのない私には無理」
かつてジョギングを始める前はそう思っていた。
 
冒頭の通り、ジョギングを始める前は50m以上まともに走ったことがない。走ったり歩いたりを含めれば小学生時代のトラック数周の持久走くらいだ。そして学生時代は運動部とは全くの無縁で、走る時はせいぜい電車に乗り遅れそうな時くらい。とにかくあらゆる運動の中でもジョギングはあえて避けてきた。
 
そんな私が、道のつき当たりで、ジョギングを見つけるまでを話そう。
 
「おもいっきり運動してダイエットしたい!」
ある日、運動不足や体重計の結果から一念発起して私のダイエットスイッチが入った。
そこであらゆる高カロリー消費が期待できそうなスポーツを試してみることにした。キックボクシングやパーソナルトレーニングジム、ホットヨガや暗闇ボクササイズなど。興味のあるものを片っ端から経験してみた。
……でも、結果全て継続して通うことはなかった。
頻度は一般的な習い事と同じ週1回。その1回に全力投球して、次の日は筋肉痛で悶絶するほど熱心に。なのに、肝心の体重は不動の状態。若干筋肉量や体脂肪率が改善した程度だった。ふと気づいてしまったのだ。
「週1回のカロリー消費で結果を出すなんて無理でしょ」と。
 
これは、考え方を改める必要がある。
 
2つの方法が思い浮かんだ。
1つ目は、頻度高く運動をすること。
2つ目は、食事制限を本格的にすること。
食生活で、できるだけストレスを感じたくない私は迷いなく、頻度の高い運動を選んだ。
 
頻度高くできるスポーツとはなんだろう。
いつでも思いついた時に気軽にできることなら頻度高く継続できそうだ。となると、タイムスケジュールが決まっている教室スタイルだと難しい。
そこから出てきた選択肢は2つ。
24時間フィットネスジム、そして、避け続けてきたジョギングだった。
 
まず、自宅から徒歩2分の場所にある、24時間フィットネスジムに通ってみた。
入会してから2ヶ月、自分自身が驚くほど通わないという結果に。
その理由は「外見を整えるのが面倒」「単調作業のマシンは飽きる」
この2つが問題だった。
外見を整えるのが面倒というのは、ジムだから高確率で他の誰かがいる。だから少しでも見た目を整えたくなる。そして通うのが億劫になる。という具合だった。
さらに、マシンに飽きるというのは、エアロバイクやランニングマシンは数十分間運動を継続しないと意味がない。なのに、私は風景の変わらないマシンでの単調な行為が、疲れるより先に飽きてしまうということが問題だった。
24時間フィットネスジムは私には向いていなかったのだ。
 
そしてついに、ジョギングに挑戦する時がやってきてしまった。
パンドラの箱を開けてしまったような気持ちで、さて、いつやってみようかと考える。
フィットネスジムで浮上した問題、外見を整えないですぐに走れるようなシチュエーションとは?
 
出てきた結論は「早朝、寝た時の姿そのままで走ること」
動きやすいTシャツとパンツスタイルで寝て、早朝5時に起きる。顔も洗わず、帽子を被り、靴を履いたら即家の外へ。外にはほとんど人はおらず、人目を気にする必要がなかった。走ってみると風景がかわって風を感じられるのが気持ち良いのだ。
もちろん、苦しい。50mも入れない。息が上がりすぎてすぐ歩く。でも快適だった。
 
これなら、朝晴れていて、早起きさえできれば気軽にできそうだった。
またやってみよう!そう思えた。
 
私は、道の行き止まりでジョギングを見つけてしまった。
 
次に、ジョギングの時間がカフェで過ごすひと時のように、豊かになるように工夫をした。
 
まずは、記録をすること。ジョギングのタイムや走った場所がマップ上で見えるようにアプリで記録。成長が見えるのが楽しいし、走った!というがんばりが証拠に残るようで満足感があるのだ。
次に、ジョギング中に聴く音。外からの音は聞こえるように配慮したうえで、色々なジャンルの音楽を試したけれど、ラジオのように聞いて楽しめるポッドキャストが私には合っていた。ちなみに聴いているのは世界の歴史がカジュアルに学べるポッドキャストで、走りながら知識が増えるからお得感がある。
もちろん、靴も大事だ。素直にお店の人にジョギング初心者だと伝えて、最適なものを揃えた。
 
とたんに、ジョギングの時間は豊かに快適になった。
道の行き止まりのカフェに通って2年、常連客と言ってもいいんじゃないだろうか。
 
もし、あなたがジョギングに興味をもっていたら、私はこう言う。
「カフェ行くように、気軽に有意義な時間が過ごせるよ」と。
 
私は明日も、わずかに夜の気配が残る薄明るい朝に、起きたままの姿で家から飛び出し、
スマートウォッチのアプリのスタートボタンを押すだろう。
 
 
 
 
***
 
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2021-08-14 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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