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「ノートどうする問題」からの卒業


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:篠田 龍太朗(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
私は今年で30歳。サラリーマン生活も8年目とそこそこの中堅になった。
 
私は去年まで、答えの出ない問題に頭を悩ませていた。ほとんどの人は何も悩まない問題だろうが、私にとってもはやこれは、永遠の未解決事件といってもよかった。
 
それは、「ノートどうする問題」である。
 
すなわち、仕事や生活などのいろんなメモをどこに記録するか? 書きとめておくか? という問題だ。
 
はっきり言って、几帳面だったりしっかり者だったりする皆さんにとっては、全く感じたことのない悩みなのではないか。ああー、うらやましい。
 
多分アナタは日々大切に使っている手帳やノートに日々大事なことを書き続け、必要なときに必要な情報をパッと見返せる状態になっているはずだ。だから多分困らない。
 
だが私は違う。
 
ズボラ、片付け苦手、字が汚い、そして忘れ物・落とし物のオンパレード。
 
そう、私はお恥ずかしながら、注意力散漫界の四冠王なのである。
 
そんな奴が紙のノートを持ち歩くとどうなるか?
「あれ、あのメモどこに取ったっけ……あ、このノートかな? あ、日付がない、どれだ……? この辺かな? でも字が汚くて読めない……。何だったっけ?」
日々こんな有り様である。「働き方改革」「生産性向上」が声高に叫ばれている昨今において、あってはならない惨状だ。
 
「記録がきちんと残せない」状態だと、ものごとの学習スピードも落ちるらしい。
経営学者のモートン・ハンセンは、『効率を超える力』というヒトの生産性についてまとめた本の中で、能力向上には「限界的練習」という手法が有効だといっている。
どういうことかというと、バットの振り方でも試験勉強でもミシンのかけ方でも、何かを上達させるためには、まずやってみて、そして先生からもらったフィードバックを忠実に自分で再現し、そしてまたフィードバックを受けることを繰り返すことが重要らしいのだ。
 
ところが、フィードバックというものはメモしておかなければ忘れてしまう。
そして、私はいつもメモを失くしてしまう。
だから、先生や上司からもらったありがたいフィードバックもアドバイスも、全部こぼれ落ちていってしまう。
 
私が子どものころからコンプレックスとして感じてきた「物おぼえの悪さ」「不器用さ」は実はこういうところからきていたのかもしれないと、今になって思う。
 
さて、そんな私が社会に出ると、いよいよ本気で困ることになった。
新入社員研修から徹頭徹尾、「メモを取りなさい」「メモは社会人の基本です」と指導されるのである。
 
お客さまの頼みごとも先輩方のありがたいご指導も、全部メモするのが社会人のマナーだ。
 
最初は紙のノートを使っていた。
すると、過去のノートが見つからなかったり、書いてあっても字が汚くて読み返せなかったりするという事態に陥った。
 
今度は手帳のノート欄を使ってみた。
手帳はプライベートでも持ち歩く。このため、手帳を仕事カバンへ入れ忘れること数知れず、あっけなく失敗に終わった。
 
いつでも付箋を持ち歩いて、付箋にメモを書いて、後でそれをノートに貼り付けるなんてトリッキーな作戦も試したことがあった。ところが、ズボラ人間が狭い付箋の中に分かりやすく文字を書くのは無理だし、付箋を貼り付けたノートも汚くなって読む気が起こらなかった。
 
とうとう私は手書きでメモをとるのを諦めた。
 
今度は、「いまはITの時代だ!」とばかりにパソコンのメモ帳やワードでメモをとってみた。
 
確かに字は読みやすい、けど字しか打てない。ちょっとした図形を書くのは無理だ。画像も貼りにくい。そしてワードだと、一つのファイルの中の文字しか検索できない。「どこに何が書いているか?」が探しにくいのだ。あと、いちいちファイルを作って名前を付けて保存しておかなければならないので、ちょっとしたメモが取りにくい。ダメだった。
 
ついには、「本当に大事なことなら忘れないのではないか?」という仮説から、「メモをとらない(集中して聞く)」という暴挙に出た時期もあった。
だがやっぱり人は忘れる。細かいことまで思いだせない。加えて、ひたすら人の話を聞くのは眠くなる。メモをとるのは、集中力を上げるという観点でも多分有効だったのだ。
 
こんな苦難を重ねる中で、散漫四冠王たる私が「ノートどうする問題」を克服するためのポイントが徐々に見えてきた。
 
それは「階層分け」「検索性」「ポータビリティ」「画像の入れやすさ」の4つの要素である。
要するに、テーマごとやプロジェクトごとにメモを分けることができて、昔のメモも全部一発で検索できて、PCからでも携帯からでも、いつどこでも見られて書き込みができて、文字だけじゃなくて画像も簡単に入れられるような、そんな夢みたいなツールでもない限り、私は「ノートどうする問題」に一生悩まされ続けるのだ。ツラい。
 
ところが昨年のある日、会社のPCでそんな夢みたいなツールに出会った。
 
それは、「Microsoft OneNote(マイクロソフト・ワンノート)」。
いまどき社用PCでofficeが入っていれば、まず間違いなく入っているこのソフト。
 
こいつこそ私が探し求めていた、まさしく夢のノートだった。
 
ノートどうする問題に悩まされていた私は、前にお世話になった先輩がコレを使っているのを思い出し、ふとこのツールを使ってみたのである。
 
使ってみて、すぐに思った。
 
まず、抜群に見やすい。
ノートの中で小見出しをつくってテーマごとにグルーピングできる。グループの中で、細かくメモをとれる。文字は色もつけられるしフォントも自由に変えられる。
 
ワード検索だって一瞬だ。全てのメモの中から、当てはまるものを全部探し出してくれる。これらの機能によって、「どこに何を書いたか分からない」という悩みから開放された。
 
ポータビリティも素晴らしい。同じマイクロソフトアカウントでログインすれば、PCでもスマホでも、いつでもどこでも同じノートを見返してメモをとることができる。もうこれで、「ノートを忘れる」ことも「昔のノートを探す」必要もなくなった。
 
画像の貼り付けや、その上へのマーカー引きも簡単にできる。リモート会議が主流となった昨今では、さらにOneNoteの威力がアップした。相手が共有する資料のスクショを取り、それをそのままノートに貼ることが一瞬でできるのだ(もちろん相手の許可を得たうえでのことである)。
 
他にも会議の録音やノート上への資料データの保存、todoリスト機能などもあり、とにかく信じられないほどかゆい所に手が届く。しかもOneNoteでとったメモは全部即座に自動保存される。ズボラにありがちな「保存し忘れ問題」が発生することもない。
 
そう、私は人生足掛け三十年、ようやく「ノートどうする問題」という未解決事件に終止符を打つことができたのである。
 
ノートづくりに悩んでいるあなたは、ぜひ一度OneNoteを試しに使ってみてほしい。ズボラでも字が汚くても忘れっぽくても、必ず今日からマイクロソフトがあなたの力になってくれるはずだ。ビル・ゲイツよ、ありがとう。
 
<参考文献>
モートン・ハンセン (2018)『GREAT@WORK 効率を超える力』三笠書房
 
 
 
 
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2021-08-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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