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メディアグランプリ

愛すべき、地味菓子の世界。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:関根夏歩(ライティング・ライブ東京会場)
 
 
わたしだけだろうか。このタイトルを見ると、某テレビ番組のBGMが脳内に流れてくる。
 
ちゃ、ちゃら、ちゃららりらららららら〜
 
これで伝わったら、すごい。
いや、どうせなら進行も番組に近しい感じで進めていこう。
 
記事の流れはこんな感じ。
『地味菓子とは』
『派手さはない、だけど日常に寄り添ってくれる地味菓子』
『おすすめのお店』
 
それではさっそくいってみよう。
 
 
『地味菓子とは』
 
地味菓子とは昔からある言葉ではなく、近年できたことばである。見た目が茶色っぽくて地味だけれども古くから愛されてきたお菓子たちのことを指す。例えばクッキーやフィナンシェなどの焼き菓子や、プリンやチーズケーキなど。菓子店では主役ではない、ショーケースでのポジションなら、真ん中ではなく片隅にいるだけどもハズレの少ない、間違いのない縁の下の力持ちのような存在のものたち。そんな彼らだったが、近年人気は右肩上がりで専門店が増えてきた。雑誌でも特集を組まれるまでの存在になった。もはや店のエースであり、主役の存在になってきているのだ。
 
 
『派手さはない、だけど日常に寄り添ってくれる地味菓子』
 
正直わたしもお菓子といえばショートケーキなどの生クリームを使ったものが好きだった。地味菓子になんて興味がなかった。クッキーなどは好きだったけどわざわざ買うものではなく手作りで満足していた。しかし、変化が訪れたのは7年前。大学進学を機に上京して世界を知った。
 
地元は田舎だったから身近な場所にお菓子屋がなかった。だからお菓子というものは特別な日にわざわざ買いに行くというものだった。それに比べて東京は店が多い。どこかに行けば必ずといっていいほど1店はお菓子屋さんに遭遇する。人におすすめを聞くこともあって用事があってどこかへ行くたびに食いしん坊のわたしは買っていた。
 
さらに大学生でいろんな人に会いに行っていてお世話になることが多く、その手土産として日持ちのするお菓子をよく探していた。そんな時に地味菓子が最適だった。クッキーやフィナンシェは日持ちがするし、カヌレなどを選んだら少しだけ贅沢感もある。
 
そんなきっかけからどんどん地味菓子にハマっていった。
 
地味菓子は優しい。それは味もだし、値段も含んでいる。最近ケーキでは1ピース300円以上がスタンダードで高いものは1000円以上もする。地味菓子は100円から買えるし、物にもよるが500円を出せばめちゃくちゃクオリティの高いものを食べられる。
わたしは日持ちをするものをよく食べるのだが、仕事の時のお守りとしてバッグに忍ばせておき、ちょっと疲れた時に食べる。ちょっとしたお守りである。
 
ショートケーキなどのお菓子ははどちらか言うと頑張った時のご褒美や祝い事などのめでたい時など何かに対しての評価として食べることが多い。
しかし地味菓子は日々の小さな幸せ、エネルギーチャージ、心の栄養補給なのだ。
 
 
『おすすめの地味菓子3選』
 
一度は食べてみて欲しい、わたしのおすすめのお店を紹介する。
 
①大阪に行ったら絶対買って。「カステラの天佑」
 
このお店はわたしの中で一番年季が入ったお気に入りのお店である。幼少期から父が出張で買ってきてくれて食べていた。大阪の新町にある60年以上続いている老舗のカステラである。ここのカステラの
特徴は軽い。キメが細かく、フワッフワの食感である。よくある生地にザラメなどはなく究極シンプルな一品。大きい感動というわけではなくしみじみと美味しい、と呟きたくなるような味。このカステラの恐ろしいところはあまりにも違和感がなさすぎて無意識に食べてしまったなら、1本あっという間に消えてしまう。1切食べただけでは満足しなくて、「もう少し食べようかな」が延々続けられてしまうのだ。
いつの間にか手元から消えちゃう不思議なカステラお試しあれ。
 
②シンガポールの有名店「ヤクンカヤトーストのクッキー」
 
かつてはシンガポールに行けないと買えなかったこのクッキー。しかし日本にお店が上陸したことで飛行機で現地に行かなくても買うことができるようになった。このお店は1944年にできたシンガポールでは老舗のお店。しかしこのお店の定番はカヤトーストと呼ばれるシンガポールのソウルフードを出しているお店だ。しかしわたしがお勧めしたいのはここで買えるクッキーだ。ハート形のクッキーはピスタチオと普通味の2種類がある。どちらも美味しい。普通味のクッキーはサクサク、サラサラの食感。噛んだ瞬間に解けてしまうその食感がたまらない。粉雪のようにすく溶けてしまう。こちらも食べる手が止まらない1品だ。ピスタチオ味の方は砕かれたピスタチオが入っていてザクザク食感。少しのソルティー感とピスタチオの香りが口に広がる。シンガポールの甘いコーヒーと一緒に食べたくなる地味菓子だ。
 
③香りの暴力「エシレのフィナンシェ」
 
エシレといえばフランスのエシレ村で生産されている発酵バターを販売しているお店だ。ここではその発酵バターを使ったお菓子が色々販売されている。その中でもわたしのお勧めなのがフィナンシェ。一番最初に食べた時の衝撃が忘れられない。買う前からお店の中バターのいい香りが充満していた。いざ、一口食べてみると口に充満して鼻に抜ける豊かなバターの香り。お店で嗅いだ香りの何倍も強い香りが口にやってきて、校内から殴られたかと思った。食感も最高で外はサクッと、中はホロホロだ。渋谷駅と東京駅のお店のものを食べたことがあるがわたしのお勧めは東京駅の方だ。形が異なるからなのか味が違っていた。カリカリ感が好きな人は渋谷駅の方がいいかもしれない。東京駅の方はサクッと感とバターの暴力性が高い気がするのでわたしは好きだ。
 
見た目が地味だからと侮るなかれ。地味菓子をいっぺん食べてみて。
 
 
 
 
***
 
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2021-12-15 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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