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お客様は神様じゃない? コロナ禍でのお部屋探しはお互いさまとおかげさま


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:小池恵美子(ライディング・ゼミ10月コース)
 
 
「長年この業界にいるけど、こんなに出てこないのは初めてです」
 
行く先々で聞いたこの言葉。
約1年前、東京から鎌倉移住を決意して部屋探しをはじめた私は、その現実に唖然としていた。
 
コロナウイルスに翻弄され約1年が経ち、まだまだ終息の気配はない。「こんな時に引越しなんてする人いないだろう」となぜかのん気に思っていた。
 
結果は「こんな時だからこそ!」だった。コロナ禍に暮らし方を見直した人は多く、リモートワークが増え会社に出勤しなくても仕事ができるようになり、わざわざ密な都内にいる必要がなくなった。自然が身近でたまに出る都内にも通勤しやすい場所。
そうそれが「湘南エリア」
 
湘南エリアでも特に人気の「鎌倉」は、海と山に囲まれた歴史ある街並みに神社仏閣、SNS映えする飲食店やお洒落なお店も多く、老若男女に愛される街。
それに加えJR横須賀線で東京・新橋駅までは約50分前後。JR湘南新宿ラインなら渋谷・新宿まで約60分前後という利便性。
 
憧れの鎌倉暮らしを目指しスーモやホームズのお部屋探しサイトを検索、気に入った部屋の問い合わせをすると「空きなし」の連発。「おとり物件なのか?!」と久しぶりに部屋探しの洗礼を浴びながら、「直接プロから情報をもらおう!」と不動産屋めぐりにシフト。
 
支店が多数ある大手2社、鎌倉を中心に湘南エリアを得意とする3社、2日間で計5社の不動産屋をまわることにした。
 
空き部屋情報は複数の不動産屋で共有しているので、特定の不動産屋しか紹介できない部屋というのはほとんどないらしい。5社も行く必要ないかなと思いつつ、不動産屋によって対応が違うので、タイプの違いそうなところを選んで行ってみることにした。
 
内見も含めて1社で約2~3時間はかかる。当時ウエディングプランナーをしていた私は、1日に数か所の会場を見学して結婚式場を決めるお客様の気持ちや大変さが、この時改めて分かった気がした。結婚式場探しと部屋探しはとてもよく似ている。
 
不動産屋めぐりをしてわかったことは、鎌倉市は歴史ある景観を守るため条例で高い建物が建てられない(15mの制限あり)そのため高層マンションがない。新たな土地開発も少なく、古い物件でも借り手がいるため大家さんも積極的には建て替えをしない。よって新築の賃貸物件が出ることが他のエリアに比べてとても少ない。
 
そこにコロナ禍が重なり都心から鎌倉へ移住してくる人が増えた。企業も自粛しているため、転勤や異動で鎌倉から出ていく人も減った。
考えることはみな同じで、しかも私はちょっと乗り遅れた感が満載だった。
 
サイトに掲載がされていても、実はもう空いていなかったりする。現在の住人がいるため内見できないにも関わらず、申込みがされている状態。これが鎌倉での部屋探しの厳しい現実だった。
 
でもここで諦めるわけにはいかない。だって「仕事を辞めて鎌倉に行く」と上司に報告し退職願も提出済。それに空き部屋は0ではない、ただ条件に合う部屋がないだけ。
 
そうなると同じ鎌倉市である大船、住みやすいという藤沢の物件もすすめられた。駅ビルや大きな商業施設が多く確かに便利で鎌倉にも近い。都内に当てはめると大船は池袋、藤沢が立川(あくまでも個人の見解です)。何より新築物件も多く予算と条件も合う。
実際にコロナ禍になる前から、鎌倉から大船・藤沢へシフトする人は多いらしい。
 
早めに契約を済ませたいという思いもあり、藤沢の物件に申込みをする寸前までいった。でも冷静になってみると、「便利な生活をしたい、予算や条件が必須なら都内で良いのでは?」と我に返り、「鎌倉に住む」という初心を思い出した。
 
そんな時、鎌倉にある街の小さな不動産屋から「空きが出ました!」と朗報。資料をメールで送ってもらい確認すると条件バッチリ! ただネックが2つ。予算とすぐに内見ができないこと。
 
数時間悩みつつ、その日に申込みを決意。何事も勢いとタイミングは重要! 早いもの勝ちなのだ。ここでの申込みは仮申込みで、本契約は入居審査が通り実際に部屋を内見した後に行うということだった。
 
申込みから約1週間後には入居審査が通り、その後に内見。クリーニング前の状態だったが資料で見た通り問題なく本契約へ。2月上旬に部屋探しをスタートして2月末には本契約、3月末には引越しが完了した。
 
実際に物件を見ずに決められたのは、何度か鎌倉に通って少し土地勘があったこと、Googleマップの航空写真を見て立地や周りの建物の雰囲気を確認できたことが大きい。あとはやはり「ご縁」
 
営業から連絡をもらった時、サイトにはまだその部屋は掲載されていなかった。サイトはリアルタイムではないのでタイムラグが発生する。人気エリアで物件探しをするなら特に営業と良いコミュニケーションをとり、いかにいち早く情報をもらえるかが鍵になる。どこの不動産屋で探すのかも重要だと思った。
 
不動産屋を5社まわり一番に感じたことは、不動産屋の営業によってレスポンスが全然違うこと。CMで見かける大手はレスポンスが悪かった。「条件にあう部屋が出たら連絡しますね」と言われ、実際に連絡をくれたのは5社中2社のみ。
 
大手がダメで小さな不動産屋がいいというわけではないが、最終的に私が決めたのは湘南エリアを得意とする街の小さな不動産屋。常にレスポンスが早く、いち早く部屋情報をくれて、営業も親切で感じが良かった。
 
営業だって人間だ。見込みのありそうなお客様を優先するだろうし、この人にいち早く紹介してあげよう! という気持ちは少なからずあると思う。営業に気持ちよく営業をしてもらうために、お客様である自分もサービスすることを忘れてはいけない。
 
部屋探しも、結婚式場探しも、婚活も、就活も、これはどんな場面でも共通だと思う。結局は人柄だっだりする。
 
「お客様は神様です」は果たして本当にそうなのか?
「お金を払う方が偉いのか?」「お互いさまじゃないの?」と思う今日この頃。
サービスされる側にも心構や礼儀があれば、クレーマーとか何とかモンスターとかカスタマーハラスメントなどは無くなるのではないかと思う。
 
そして私はおかげさまで無事に鎌倉暮らしを堪能している。この部屋をいち早く紹介してくれた営業さん、迷っていた私の背中を押してくれた友人、色んな人たちのおかげです。
 
 
 
 
***
 
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2022-01-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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