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変化をしつづけたい私が誕生した秘話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:YUKO(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
小さい頃の記憶がほとんどない。
おそらく、何も考えずに生きていたからだと思う。
 
3人兄弟の末っ子長女として生まれてきた私は、
何も考える必要性がなかったからだ。
 
若手女子が何か意見を言ったところで、それは違うと否定され、
兄の意見が尊重される、年功序列な家庭だったように思う。
 
思考を停止して、右にならえで過ごす刺激のない日々。
本能的に、「無」で暮らすほうが、コスパが良いと判断していたのかもしれない。
 
インターネットもスマホもない世界。
学校と家とを往復する日々。
 
情報というものは、この往復活動の中で見聞きするものが全て。
 
友達親子という概念もなく、
親といえば、とても怖い存在だった。
 
小さい頃の写真を見てみると、
見事なまでに無表情。
 
もしくは、兄のおさがりの服を着て、
おもちゃと化す少女がそこに写っていた。
 
そんな幼少期を過ごしたした少女は、
進路を自分で決めるという、大きな決断などできるわけもなく、
親に言われるがままに、そのレールの上をシュッシュッポッポと進むのみ。
 
夢や憧れ、趣味を見つけることもできぬまま高校生になり、
アルバイトを試みようと思っても、親の合意を得ることができず、
 
その列車は、自動運転のまま、高校生生活の終わりを迎えようとしていた。
 
そして、家から通うことが条件で、
通学に2時間かかる大学に進学が決まった。
 
高校を卒業し、ようやくアルバイトの許可がおり、
働き始めた私は、働くことの楽しさを知ることになる。
 
そこから、無機質だった少女に、少しずつ血が通っていったように思う。
「変わりたい」という気持ちがフツフツと芽生えてきたのを覚えている。
 
そして、「大学デビューする」と、初めて自分の意思で決めた。
大学デビューを果たすために、まずやったことは、あだ名を変更すること。
 
高校生まで、「タケダ」と名字で呼び捨てにされていたのが嫌だった。
 
進学し、出会った人々に「今までなんて呼ばれてたの?」と聞かれたとき、
心臓が口から飛び出るんじゃないかと思うくらいドキドキしながら、
「Yukoだよ」と、答えた。
 
ここが変化の起点だったように思う。
 
これまで、無機質だった私の暮らしに、
少しずつ色が帯びていったように思う。
 
アルバイトを複数かけもちし、世界を開拓。
出会いや興味も少しずつ増えた。
 
そして、丁度、大学2年生になるころ、
携帯電話という便利なものが普及しはじめ、
周囲の友達が皆こぞって持ち始めたが、やっぱり親からは大反対。
所持することは許されなかった。
 
親を説得する交渉術など何も持ち合わせていなかった私だが、
これまでの自動運転シュッシュッポッポ時代の私とは違ったのだ。
 
ちょうど、彼氏という素敵な存在までも手にいれていた当時の私は、
親に内緒でウィルコムというPHSを手に入れた。
 
私は、親に背くという大きな挑戦をし、変化を起こす(笑)
スリリングかつ、夢のような日々である。
 
少しずつ人生が楽しくなってきた頃、
家での食事中、廊下に置いたかばんの中から、
「プルプルプルーーーープルプルプル-」と地獄音が響き渡る。
 
お察しのとおり、地獄のようなお仕置き時間を経験したことは言うまでもない。
 
しかし、私はどんどん強く逞しく変化していくこととなる。
 
動物園の檻の中で暮らすお利口さんから、
ジャングルへと繰り出していく、そんなスリルと興奮。
 
自分の意思で決断し、我が道を進んで行くことの楽しさを知ったのだ。
そんな時、雑誌かなにかで、松任谷由実さんのこんな言葉を目にした。
 
「変わらないね、という言葉は、最高の褒め言葉である」
 
「……??????」
 
読み進めてみると、
 
「時代は常に猛スピードで変化をしている。
だから『変わらない存在である』ということは、時代にあわせて変化しつづけている証拠なのだと」
なるほど。
 
確かに当時流行っていたトレンディドラマ「東京ラブストーリー」で鈴木保奈美さん演じるヒロイン
赤名リカが着用していた肩パットがゴリゴリに入った洋服を、今でも変わらず着用していたら、
きっと、「変わっているね」と思われるのだろう。
 
 
その時、「変わらないね」と言われる人生にしたいな、と思った。
 
その日から私が大切にしていることは、
「変化し続けること」「変化を楽しむこと」だ。
 
ことの大小は問わず、
より良くする事を諦めない。
 
変化のない無機質な時間を過ごしたことで、
変化する事の面白さを、人一倍知ることが出来た過去にも、とても感謝している。
 
過去は変えられない、
でも、捉え方を変える事で
人生は、豊かになる。
 
たとえ失敗することがあっても、後悔しても、
今の自分に繋がる過去に感謝と敬意を評しつつ、
 
行動すること、挑戦すること、
変化を楽しみ続けることのできる自分でいたいと思っている。
 
どんなに時代が進み、時代が変わろうとも、
その中で、違和感のない自分であり続けられるように、
「変わらないね」と言われ続ける存在であり続けるぞ! と、ここで宣言しておく。
未来の自分への戒めをこめて。
 
 
 
 
***
 
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2022-03-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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