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メディアグランプリ

音と映像を切り離そう


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:haruki(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
今日もよく働いた! 家に帰ってゆっくりしよう!
 
家に帰ると何となくテレビをつけて、そのままソファーでダラダラ。そして、ビールを飲みながらコンビニ弁当を食べてそのまま寝てしまう。いつの間にか朝を迎える。朝、バタバタとシャワーを浴びて仕事にいく。そんな生活をしてしまっていた。これでは疲れがたまるばかりで、いいことはない。
 
何とかしなくては!
 
クリスマスパーティーのビンゴ大会で当たったアイテムで劇的に生活が一変した。それは、音声認識スピーカーだ。ビンゴ大会での景品の中では、ハズレの景品だった。とても小さくてまん丸で、ただそこから電源コードが1本出ているだけの物だった。
 
最初は、カップラーメンのタイマーがわりだった。
「オッケーGoogle 3分後にアラーム!」
「わかりました。3分後にアラームをします」
といったように。それぐらいの使い道しかないように思えた。
 
仕事から家に帰った時に音楽もかけてくれるのかな と思い話しかけてみた。
「オッケーGoogle 何か気分がのる音楽をかけて!」
「わかりました。気分がのるプレイリストを再生します!」
と答えてくれてノリノリの音楽をかけてくれる。色々な音楽をかけてくれるので、普段聞かない音楽も聞くことができてとても楽しかった。さらに気に入った曲があれば、一言
「オッケーGoogle この曲の情報を教えて!」
といえば、その曲名やミュージシャンの名前も簡単に教えてくれた。
他にも今日の天気やニュースも 「オッケーGoogle」 と共に話しかければ、短い言葉ではあるが答えてくれた。
 
それでもいつの間にか、オッケーGoogleの対応に機械的で無機質だと思うようになりまたテレビをつける生活に戻ってしまった。
子供の頃は、こんなにテレビを見ていなかった。むしろ禁止されていたのだ。
母親の教育方針で、目が悪くなるからとか子供には悪影響があるとのことでテレビを見ることは禁止されていた。当然、一緒に生活している母親もテレビを見ていなかった。
何をしていたのかというと音楽を聞いていた。いつも大きなステレオのスピーカーから音楽やFMラジオが流れていた。学校から帰ってくるといつも音楽が生活の中にあったので、子供ながらに、邦楽だけでなく洋楽にも詳しくなりCDを購入し、好きなミュージシャンのコンサートにもよく行っていた。
 
そうだ! 昔みたいにラジオを聞いてみようと思った。古いポータブルラジオを持ってきていざ聞いてみようとすると雑音ばかりで何も聞こえてこない。マンションなので電波が入らないのだ。ラジオももう聞けないのかなと思っていると、インターネットラジオがあることに気がついた。まずは、iPhoneで聞いてみたが、調べ物をしたり、電話がかかってきたりすると音が途切れ、なかなか上手くいかなかった。
そこで、
「オッケーGoogle FMラジオかけて!」
「わかりました。FMラジオをストリーミングします」
といって、いとも簡単にFMラジオをかけてくれた。それもなかなかよい音量と音質で。
それからは、家に帰って「オッケーGoogle」と共にFMラジオを聞くようになっていった。すると生活に変化が出てきた。音だけなのでラジオを聴きながら、食事や明日の準備ができる。映像がないのでその場にいなくてももいいのだ。風呂にも入りながらでも音は聞こえてくる。ラジオは音楽だけでなく、パーソナリティーの話し声もあり、あたたかみがある。また、ラジオを聴きながら本も読むことができる。文章も書くことができる。そして、不思議なことにラジオから聞こえてきて、自分にとって有用な情報も何となく耳に入ってくるのだ。もっと情報を知りたければ、「オッケーGoogle」で答えてくれる。
 
音と映像を切り離すことによって、こんなに有効に時間を過ごせることができるとは良いことだと思った。早速ラジオがまだ好きであろう母親に勧めてみようと思い電話をした。
 
「今、わざわざラジオでチューニングしなくても音声認識スピーカーでインターネットラジオを聴けるよ。今度買ってこようか?」
と勧めてみると
「いらんよ。今は、韓国ドラマにはまっているから。あれは面白いね。新しくケーブルテレビも契約したよ」
とあっさり言われた。
あれほどテレビを見せてくれなかったのに、子育てが終わり、子供が離れていくと途端にテレビを見てはまっているようだった。
 
今では、母親の教育方針の影響もあって音楽とラジオの存在を知り、時間を有意義に使えている。今になって、良い教育をしてもらったのかなとも思っている。
 
「オッケーGoogle お母さんから音声認識スピーカーは、必要ないと言われたよ!」
「それは、残念でしたね」
相変わらずあっさりとした答えだった。
 
 
 
 
***
 
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2022-05-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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