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私の小さなお店OPENします!


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:紗矢香(ライティング・ゼミ4月コース)
 
 
もう使わないけれど、捨てるには勿体無い。
自分で売り、ほぼ自分の利益になる。そんな夢のようなことが出来ればいいなと小学生の時に思っていた。
それが現実になるとは!
そう、フリマアプリ『メルカリ』である。
手数料こそは取られるものの、個人情報は知られないで取引が出来る。私にとっては夢のようなアプリである。
 
とはいっても、実行したのは『メルカリ』が出来てだいぶ後になってからだ。やってみたいなと思ってはいたが、なかなか勇気がなかった。
同僚の実際に取引をしているスマホ画面を見せてもらい、「簡単だよ。やってみなよ」という言葉を信じ、挑戦することにした。
 
まず家にあるいらないものを探す。何十年も前に買った安全地帯のピアノ楽譜本。買ってはみたものの全く弾いていない。よし、これを出そう。定価を見ると1200円だった。
写真をとり、紹介文を書く。ドキドキしながらのアップだった。
初めての出品なので、自分の評価も『0』だし、売れるかどうかわからない。不安と期待が入り混じった時間が流れた。
ピコン。売れた!
相場がわからず、安く設定したからなのか、2時間後に売れた。
もう利益なんてどうでもいい! 売れたことが嬉しかった。
早速梱包にとりかかる。送料がいくらかかるのだろう。その時は、普通郵便で送ったので、予想以上に送料がかかり、儲けはわずか数百円だった。
よい評価が『1』ついた! 小さい事だか嬉しかった。
 
「梱包も丁寧で、発送も早くお取引もスムーズに出来ました。大変信頼できる出品者です」
 
購入者様からの神のコメントまでいただけるとは!
達成感と充実感となぜかいいことをした感で胸がいっぱいだった。
それから私のメルカリ生活が始まった。
 
私の場合、家にある不要なものを誰かに使ってもらえたら嬉しいなくらいの感覚だった。
小学生がお母さんのお手伝いをして「いいことをして100円もらって儲かった!」みたいな感じだ。
相場を調べて、相場より少し安い金額で出品していた。たまに値段を高く設定することもあったが、“いいね”ボタンさえ押してもらえない。しびれを切らして値段を下げる。結局相場ぐらいの値段で落札される。そんなこともあれば、高値のまま売れることもある。ちょっとした駆け引きだ。結構面白い。
毎日出品していたので、ちょこちょこ売れた。夜に出品して、朝仕事に行く前に、郵便局で発送する。忙しい生活が続いていた。
 
子供が中学校に上がり、ランドセルをどうしようか迷っていた。大事に使っていたので、そんなには汚れていない。捨てるには、もったいない。もらってくれる人も近所にはいないし……。
そうだ! メルカリで出品してみよう。
金額は、送料に少し手間賃を上乗せした1700円で出品した。
ピコン。すぐ売れた。
どうやら外人さんのようだった。ランドセルだって、今の時代買ったら数万円はかかる。使ってくれる人がいるならうれしい。会ったこともない購入者の子供さんを想像しながら、梱包した。
 
子供のおもちゃなどもよく売れた。さすがに高校生になった娘には、シルバニアファミリーは押し入れの段ボールの中のこやしだった。娘に了承を得て出品した。大きいおうちのセットやお人形など30点ぐらいあった。3000円くらいで出品した。
ピコン。すぐ売れた。
一つ一つお人形をプチプチにくるみ、スーパーに置いてある無料の段ボールに入れて送った。
購入者のメッセージには、
「孫の誕生日プレゼントに買いました。とてもきれいな状態で大変喜んでいます。ありがとうございました」
おもちゃ箱で眠っていた人形が新しい場所で生まれ変わる。なんだか胸がほっこりした。
 
ただそんな良い話ばかりではない。メルカリには良い評価と悪い評価が必ずつくようになっている。どんなに気をつけていても悪い評価がつくことがある。
 
例えばアニメの絵柄がついたクリアファイル。
「2つ出品していたものを両方買うから安くしてほしい」
とコメントに書かれたので、了承した。ビニールの袋に一緒に梱包し、茶封筒に入れて送った。
「商品が同じビニールに一緒に入っていたので悪い評価をつけます」
とのコメントと悪い評価が『1』ついた。
私も商品を一緒に入れますと一言書けばよかったのだが、後の祭りだ。
 
また、息子のポケモンカードを売るとき、初めてのことで小さなジッパー付きのビニール袋に入れて送った。
その時の購入者からは
「ポリ袋には入っていたのですが、スリーブに入っていなかったため、このような評価とさせていただきます」
スリーブとは、カードを1枚1枚入れる袋状の保護フィルムのことだ。
まだスリーブの存在を知らなかった為、スリーブに入れて送るとは、一言も記載していなかったのだが、カードを売る人の常識だったのだろう。慌てて100円ショップに買いに行き、次回からは必ずスリーブに入れて送るようにした。
悪い評価を付けられる時は、勉強になることも多い。もちろん理不尽につけられることもあるのだが。
 
メルカリは、売る側と買う側のやり取りも重要だ。これが面倒くさいからといってやらない人も多いだろう。だが、メルカリに限らずSNSが当たり前の時代に、本名がわからない人とのコミュニケーションは必須だ。
それを理由にやらないのはもったいない。確かに梱包したり、発送したりと手間はかかるので、時間がない人は難しいかもしれない。
 
これ捨てようか。でももったいない。本当に売れるの? と言う商品が売れる。
中古でも問題ないと思っている人は案外沢山いる。捨ててしまうものを誰かが使ってくれるのならば、それは個人で出来るSDGsになるはずだ。
 
誰かに使ってほしいと思って始めたメルカリも取引が500件を超えた。
これからも『私の小さなお店(メルカリ)』は、毎日営業し、お客様の元へ商品を発送する。
そこには、数えきれない出会いやご縁が待っている。
 
 
 
 
***
 
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2022-06-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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