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メディアグランプリ

書けない病を音声入力で乗り越えて


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:成田陸(ライティング・ゼミNEO)
 
 
書けないよ、書けないよ、書ききれないよ。モニターの前に座っても一文字も進まないよ。そんなことありませんか。私は結構あって、書けない自分はなんてダメな奴なんだと思うことが増えてきたんですよ。さすがにそれはまずいなと、そうしてふらっと町の本屋さんに入ると、『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』(星海社)という本があるではありませんか!?
 
まさに今の私のための本だな!?
内容を見ずに、そのままレジに持っていき買って、そのまま電車で読んでみると目から鱗がポロポロ落ちるような内容が書いてあるではありませんか。この本で私が学んだことはたくさんあるけれども、一番大きいのはいかに「書く」のハードルを下げるか。これに尽きる。息をするように「書く」ことに親しみ、心理的なハードルを乗り越えるかが、書けないのを克服するということでした。「書けない、書けないとグダグダいう前にとりあえず量を書け」というメッセージでもありました。
 
その具体的な方法の一つに音声入力による原稿作成がありました。音声入力といえば、「OK,Google」や「Hey,siri」といったものが生活で身近になってきました。私の部屋はそうではないのですが、スマート家電が揃った部屋であれば音声入力だけでも生活できるのかもしれません。
 
ただ、それを原稿作成に活かそうとはあまり思いませんでした。私が記者になりたての3年前とかだと音声入力の精度や使い勝手はそこまで高くありませんでした。誤字は多くて認識率は5割を切っていたと思います。なによりも入力時間が短く、少し言葉に詰まっただけで入力画面が閉じてしまって話していたのに、全然入力ができてなかったということが多々あってとても使い物にならないなという印象でした。
 
だけど3年経って音声入力を試してみると地味ですが革命的な進化を遂げていました。認識率は大幅に上昇し、精度は6〜8割に届いていそうです。入力のタイミングも少し間が空いた程度でも認識してくれて、3分間ぐらいだったら喋りっぱなしでも入力してくれます。この入力時間の延長がとんでもなくでかいのです。前は数単語だけだったのが、1000字ぐらいの文章を入力できるようになっています。
 
ただ、音声入力だけで原稿が作成できるかというと答えはNoです。やはり話し言葉と書き言葉は違いますし、論理展開が甘かったり、同じ内容が何回も登場していることがあります。
 
では音声入力は何に使えるかというと、それはアイデア出しや原稿の下書き作成だと思います。あなたが一番アイデアが浮かぶ時はいつですか。私は歩いている時が一番浮かびます。原稿に煮詰まった時は散歩に出て、気分転換して仕上げる時もありますし、なによりも書くネタがない時に歩いているとアイデアが思い付いたり、整理できたりします。
 
天狼院書店さんの6月のプラクティス・リーディング・プロジェクトで取り上げられた「最強脳」(新潮新書)では、運動すると最強の脳になり、みんなとりあえず歩こうとなったそうです。
 
私はアイデアが一番思い浮かぶ歩いている時に、そのアイデアを音声入力で1分約300字というペースで入力しているのです。タイピングを極めている人であればこの数字は出せるのでしょうが、まだまだ修行中で、手が思考に追いつかない身としてはこれほど早く、自分の思考を「見える化」できるデバイスはないのです。もちろん、目線を上に上げながら入力できるので、スマホ操作しながら歩くより段違いに安全です。人とぶつかったり、段差につまづいてスマホを落としたりすることもないです。
 
それでテキストで自分の思考が見えるようになったら、この論理展開は変だとか、詰まっているところは思考が足らないなというのが見てわかるようになるのです。そうして、自分のテキストにツッコミを入れながら考えていって、再び音声入力でテキストを作成するのです。そして、また生まれたテキストを見てツッコミを入れていく。これはまるで人とアイデアの壁打ちをやっているかのようです。そうしてやっていくと思考のサイクルがどんどん速くなっていくのを感じます。それを何回か繰り返していると、だいたい1万字ぐらいのテキストができあがっているのです。もちろん、内容に重複はありますし、そもそも3割ぐらいは誤字脱字で構成されています。これをそのまんま使えないです。
 
だけども1文字も書けていない白紙の画面に黒色が入っているのです。書けない、書けないと悩んでいた自分が前に進んでいるのです。これがどれほど嬉しくて、自信になるのか、書ける人はわからないかもしれませんが、私にとっては「自分はダメな奴と思う」病から解放されたのです。この原稿もそうしてできて、以前に比べて書く時間は半分になって、加えて気分良く書けているのです。
ああ、書くのって楽しいですね!!
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-07-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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