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人生に見切りをつけた私が、ライティングゼミで人生を変えた話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:今村真緒(ライティング・ゼミNEO)
 
 
「投稿」ボタンを押すだけのことが、こんなにドキドキするものとは思わなかった。
何度もためらっては、そのワンクリックがどうしても押せないのだ。
こんなものを提出していいのだろうか? 全くお話にならないなんて言われたらどうしよう?
きっと私の頭にはそんなことが渦を巻いていたのだと思う。上達したいから申し込んだはずのライティングゼミなのに、もう卑屈になっている。天狼院書店のライティングゼミは、週1回2000字の課題を決められた曜日の23時59分までの締切に提出するというのがお約束なのだ。
 
時計を見れば、タイムリミットはあと僅か。
もし何かパソコンに不具合があって投稿が反映されなければ、講師からのこの週のフィードバックは貰えないし、何より全16回の提出課題に穴を開けることになってしまう。課題だけはどんなに下手くそでも全部提出しようと心に決めたこともあって、初回から躓きたくはなかった。
変な冷や汗をかきながら、ようやくクリックする。Facebookのゼミ受講者専用グループに、私の書いた課題が反映されてしまった。もう後戻りはできない。投稿し終えると、どっと脱力感が襲ってきた。
 
私が、天狼院書店のライティングゼミに出会ったのは入院中のことだった。たまたま見ていたネットページに広告が掲載されていたのだ。
『人生を変えるライティング教室』という文言が私の頭に妙に引っかかった。その時の私は思いもしない病気にかかり、自分のこれからについて悩んでいたときだった。まさに自分が意図しない人生の変化の真っ只中に放り出された気持ちだったから、「人生を変える」というフレーズに、勝手ながら主体的に人生を切り拓くという意味合いを感じた。私にも何かが見つかるかもしれないという期待が、直感的に働いたのかもしれなかった。
 
手術をしたものの、仕事をこれまで通りのペースで続けていくことは正直厳しいのではないかと思っていたので、年度末までで退職する意思を固めていた。今後は病と付き合いながら生きていかなくてはならないけれど、これといってやりたいことも思い浮かばなかった。将来へのあてが見えない私は、俄然不安になった。せめて何か資格とか取っておけば良かった。仕事と家庭の両立で精一杯だったから、そんなことも思いつかなかった。急に人生のはしごを外された気がした。仕事を辞めたら、ちゃんとした趣味や特技など何もない私に何が残るのだろうか? もう人生に見切りをつけなければならないのだろうか? 愕然とした。自分のことなのに、自分が分からず情けなかった。何度問いかけても、なにがやりたいのか見えてこない。ちょっと何かが閃いても、「この年齢だから」「主婦だから」「田舎に住んでいるから」「この辺りでは、そんなことしている人がいないから」と、様々なできない理由を探しては一歩踏み出せない臆病な自分がいるばかりだった。
 
結局、私がライティングゼミに申し込んだのは、2020年の5月だった。退職後、短時間のパートとして働き始めて1年が経っていた。以前と比べれば随分時間にも余裕を感じられるようになったある日、ふと『人生を変えるライティング教室』のことを思い出した。不思議なもので、生活リズムが落ち着いてくると些細な出来事に目が向くようになる。昼間の光の眩しさや、田んぼに咲く名も知らぬ花。これまで気づかなかったことが新鮮に感じられて、小さな幸せを感じるのだ。こんな気持ちをどう表現すればいいのだろうか? ライティングを学んだら、少しは上手く伝えられるようになるのかもしれない。それまで本を読むのは好きでも、ブログを書いたこともないし、SNSで発信したりしたこともない。学生時代の読書感想文も苦手だったタイプだ。仕事では書類や資料を作ってきたけれど、それはあくまで事務的な説明や告知といった類いのものだったから、人にどう訴えかけるとか、どう感じてもらうとか感性的なものはあまり重要ではなかったと思う。内容が分かりやすくて必要なことが書けていれば良かったのだ。一瞬できない理由を探そうとしたけれど、ようやく新しい生活にも慣れてきた今ならば、ライティングに挑戦してもいいのではないかと思った。
 
勢いで始めたライティングは、私にとって未知の世界だった。まず、何を書いていいか分からないし、ただ思いついたままを書いても、それはただの日記のようなもので他人が読んで面白いと思えるようなものではなかった。講義を聞いて文章に取り入れようと努力するけれど、冒頭の初回提出時のように、毎回投稿ボタンを押すときには躊躇した。もっとできることがあったのではないかと、提出した直後から後悔が押し寄せるのだ。
提出後、合格したら天狼院書店のホームページに掲載してもらえるし、不合格であっても講師の先生からフィードバックを頂くことができる。それを基に、また来週チャレンジするという繰り返しだ。初めて掲載されたときの気持ちは、何とも言えないものだった。うれしいような、恥ずかしいような。もともと自己開示が苦手だったので、まるで裸を見られているような感覚だった。けれど、毎回締め切りまでに提出できたという達成感と、それに対する講評を頂けるというのは、自分にも少しはできることがあるのだという自信に繋がった。パソコンにかじりつく私を見て体調を心配する家族を尻目に、私は全16回の提出を完走した。その頃には、書くことに対してのハードルが随分低くなっていたと思う。
 
ライティングを始めて、2年4か月が経過した。相変わらず四苦八苦しながら書くことも多いけれど、それでもライティングを止めないのは確実に私の人生が変わってきたからだ。
自分のやりたいことが分からないくらいだったのが、今ではあり過ぎて困るくらいになった。できない理由を盾に尻込みすることよりも、迷惑をかけるようなことでなければ、とりあえずやってみようと動くようになれた。やってみて合わなければやめればいいし、どうしようと悩んでいる時間がもったいないと思えるようになった。書くことは自分と対話することだと思う。そのためには、自分の心の動きを雑音に遮られることなく正直に辿る必要がある。だから今では、自分の素直な感覚がやりたいことを素早くキャッチするようになったし、できない理由というのが自己弁護に過ぎないことに気づかされた。
 
文章を書いていると、同じ出来事であってもどういう切り口で書くかで印象が違ってくる。どうしてそこを書きたいのかを自分なりに深掘りしていくと、その時の感情が蘇ってくる。心を動かされたのはどんなポイントだったのか、それを伝えたいのは誰なのか、そこからどんなことを考えたのか。点と点を繋ぎ合わせて、一つの線にしていく作業だ。そんなことを繰り返すうちに、自然と心が癒されるのを感じた。自分の感情が心の引き出しに整理整頓されていくような心地良さがあった。自分の本音を探るのはちょっと覚悟が必要だけれど、いろんな角度から見てみると隠れた感情が転がっていたりして、案外腑に落ちたりする。自分が感じたままを素直に認めることが悪いことではないことや、できない理由を探さなくてもいいと思えるようになった。
 
また、講師の先生方と受講している仲間の存在も私の変化に影響を与えている。どんなにダメダメな文章を書いても、どこを改善すればもっと読まれる文章になるのかを考えてくれる先生と、毎週締切に向かって努力を共にする仲間がいるということは、私にとって大きな励ましになった。他の受講生の文章を読んではそんな考え方や書き方があるのかと感心し、書いてある内容に興味を持って調べたりした。以前よりも言葉に対するアンテナの感度が高くなり、世の中のことにもっと興味を持つようになった。昔だったらハプニングが起きれば落ち込んでいたけれど、今ならば話のネタになると面白がる始末だ。
 
私は今の自分が楽しい。生きていれば思わぬことが降りかかったりするけれど、それを咀嚼して昇華できる手段が私にとってはライティングなのかもしれないし、真剣にライティングに向き合う仲間からの励ましは、またがんばろうと自分を奮い立たせる原動力になっている。ライティングゼミから毎週5000字を書くライターズ倶楽部に進み、今日までに提出した課題を数えてみたら130記事を越えていた。下書きや提出しなかった記事を合わせればもっとあるだろう。毎週締切があって大変だねと言う人もいるけれど、書くことで生活に張りができて楽しいし、何より続けられていることがうれしい。
 
ライティングを始めて、心が動くことが確実に増えた気がする。心が動けば、行動が変わる。行動が変われば、人生が変わっていく。私という容器は変わらなくても、発する言葉や行動が変われば、周りにも化学変化の連鎖が起きていくだろう。もっといろんな人や出来事と出会いたいし、いろんな感情を味わいたい。そしてそれを書き綴ったものを読んで、誰かの心が動いてくれたら更にうれしい。私が早々に人生に見切りをつけずに済んだのは、ライティングゼミに飛び込んだおかげだと思っている。あなたがもし人生を変えたいと思っているのならば、私は天狼院書店のライティングゼミをお薦めしたい。きっとあなたの人生にに何らかの変化があることは間違いないし、そう実感する仲間が増えることを願っている。
 
 
 
 
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この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-09-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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