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「笑い」は薬より効果がある


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:TOMOMI(ライティング・ゼミ8月コース)
 
 
あなたは、一日に何回笑っていますか?
 
専業主婦の私は外出しない限り誰ともしゃべらない。
だから、一日一回笑えばいい方。
日常の家族との会話も、お腹のそこから「アハハハハハ」と笑うようなことはめったにない。
まったく笑わない日もある。
 
私は小さい頃から真面目で、おもしろいことが言えないし思いつかない子供だった。
学生時代、クラスには、大抵一人か二人は面白い子がいた。
みんなを笑わせ楽しませることができるユーモアのある友達がうらやましかった。
どうしたらあんなにおもしろいことが次々浮かんでくるんだろう? とも思っていた。
 
真面目人間の私の家族は、やっぱり真面目人間で、家の中でギャグをいったり、家族を笑わせたりする人はいなかった。
お腹を抱えて笑うことといったら、テレビをみて笑うことぐらいだった。
 
そんな真面目人間が家庭をもった。
子供が小さい時は、おちゃらけたりおもしろいことを次から次へとやってくれるので、自然と毎日「笑い」があった。
しかし、子供たちも成長とともに、おちゃらけたりふざけたりすることもなくなり、だんだん家から「笑い」はなくなっていった。
普段、テレビをあまりみないので、さらに笑えることがない。
会話の中で、多少笑ったりもするが、お腹の底から「ゲラゲラ」「アハハハ」と大声で笑うことは稀だった。
 
笑いは、あったら楽しいが、別に生活の中になくてもいいものという認識だったし、重要だと思っていなかった。
 
しかし、病気になったことで、笑いが体に良いことを知った。
それも、薬より効果があるらしい。
「うそでしょ?」と半信半疑だった私のところに神様からのお手紙が届いた。
それは、子供の学校の保護者会の案内だった。
そこには、「笑いヨガ」体験会と書いてあった。
いつもは、保護者会は面倒で参加しないが、笑いが体に良いことを知った今これに参加しない理由はなかった。
 
「笑いヨガ」は、はインドのマダンカタリア医師が考案したヨガだ。
このヨガは、笑うことでNK細胞を活性化して免疫力をアップさせることを目的とし
笑う動作と呼吸方を組み合わせた体操で今では世界中で行われている。
 
面白くないのに笑うって想像できない。
 
人間の脳は、「演じている笑い」と「本物の笑い」を区別できない。
つまり、面白くて笑っているのも、笑う動作をしているのも同じ笑いの健康効果が得られるというわけ。
おもしろくなくても「アハハハ」と笑っていれば脳みそはだまされちゃうらしい。
 
ところで、なぜ笑いがからだにいいか?
笑うことで、幸福ホルモン「セロトニン」、ストレスを軽減する「ドーパミン」、痛みを和らげる「エンドルフィン」などの脳内物質が分泌される。
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化し、その結果免疫力が高まって
病気予防や病気をなおしていく効果がある。
このことは、医学的にも証明されていて、
筑波大学名誉教授の村上和雄博士は「笑いには医力がある」と提唱していて、実際に糖尿病患者の血糖値が下がることを発表している。
大阪の医療機関は笑いによってがん患者の免疫があがること、
日本医科大学は、落語を聞いた前後で関節リュウマチの炎症数値が下がることを発表している。
笑いが体にいいということが医学的にも知られている。
 
話を「笑いヨガ」へもどそう。
エクササイズは、インストラクターを中心に円になり、「ホホホ、ハハハ」といいながら手をたたいたり、体を動かしたりする。
いい歳をしたおじさんおばさんと先生たちが、なにもないところで、「アハハハハ」とお腹の底から笑っている光景は、はたからみたら異様な光景だろう。
たしかに、やっているこちらも、最初は恥ずかしく、遠慮気味にしかできなかった。
しかし、「アハハハハ」と笑いながら、体を動かしているとあら不思議。
身体が温まってくるではないか。
笑っているうちに恥ずかしさも吹っ飛び大声で笑えるようになってくる。
そうすると、なんだか楽しくなってきてほんとに笑えてくる。
エクササイズが終わった後は気分すっきり。
 
えー、知らなかったよ。
「笑い」にそんな効果があるなんて!
 
毎日笑いたい!  家の中を笑いでいっぱいにしたい! 笑って病気を治したい!
 
どうしたらおもしろくなれるのか。
 
ユーモアのある友達の話を思い出した。
その子の会話は、いつも楽しい。
ささいな話もおもしろくしてしまうのだ。
当然、みんなに好かれているし、彼女の周りはいつも笑いに包まれてる。
彼女と子供の普通の会話すら、ギャグ満載でおもしろいのだ。
わざわざ大阪に見にいくほど 吉本の漫才が好きだった。
たしかに、彼女の口から時々漫才ネタがでてくる。
吉本漫才を見るというのが「キーワード」かもしれない。
 
次に夫に聞いてみた。
夫は、昔からおもしろい人だった。付き合っていたころは、私はお腹をかかえて「ゲラゲラ」笑うことが多かった。人前で話すのも得意で、大勢の前でも笑いをとれるような人だった。
しかし、真面目人間の家庭にはいった彼は、長い年月を経て、真面目人間パワーに負けて今では真面目人間に変わってしまった。
「若い頃、すっごくおもしろかったよね? どうしておもしろいこと言えるの?」と聞いてみた。
自分でもわからないらしい。
でも、やはり、小学生の時は漫才ばかりみていたと語った。
B&Bやツービートが全盛期で、大好きだったらしい。
またまた、漫才が「キーワード」としてでてきた。
 
私は、最近おもしろいことを言わなくなった夫に、「今から一時間の間、どちらがたくさんのギャグ言えるか対決しよっか」と持ち掛けてみた。
すると、ギャグがでてくるわ、でてくるわで、夫の圧勝。
彼の笑いのセンスはまだ健在だった。
結局、私は1つも浮かばず惨敗。
 
よく、漫才のネタに、「東京の奥様」「大阪のおばちゃん」の比較があるが、
今までの私は「東京の奥様」にあこがれていた。しかし、今は「大阪のおばちゃん」になりたい。
普通の会話すらおもしろいおばちゃんをめざしたい。
家の中を笑いでいっぱいにしたいし、、私も笑いたい。
そのために、日々、漫才と落語をYou tubeで聞いている。
だが、簡単に「大阪のおばちゃん」のような話術はみにつかない。
 
しかし、私には、「笑いヨガ」がある。
おもしろくなくたって笑えるすべをしっている。
「大阪のおばちゃん」のようにおもしろい人になれるまでの間、「笑いヨガ」で毎日「ホホホ、ハハハ」と脳をだまして健康になろうと思う。
 
 
 
 
***
 
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2022-12-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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