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夢を追うのは嫌がらせだから。

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:西田 七海(ライティング・ゼミ冬休み集中コース)
 
 
陰険な人間です。昔から変わりません。
小学生の頃、鬼ごっこでターゲットにされ続けた事を根に持って、靴をひっくり返すなどといった小さな嫌がらせをしました。もちろん先生には怒られました。
中学生の頃、クラスで一致団結、と言った風潮が苦手な性質でしたので、そう言った雰囲気を作り上げる担任が一等苦手で避け続けていました。
高校生の頃なんて、同じ部活のメンバーが気に病んでいる事がどうしても気になってしまい、無理やり探ったところいざこざを起こしてしまいました。
 
昔から、陰険で陰湿な人間でした。今もそれは変わりません。
だから、昔の自分に仕返しをしてやろうと、今の自分は過去に対して嫌がらせをしています。
 
まずはこの場を借りて、昔の悪事を露呈してやりました。彼女に取っては知られたくない事でしょうけれど、私は意地悪な性格をしているのでそんな事は知ったこっちゃありません。この時点で彼女は突飛な行動に面喰らい、うろたえています。
では次に、彼女の夢を晒してやりましょう。
彼女の夢は、小説家、若しくは絵本作家です。昔から活字を追うことが好きだった事が幸いしてか、国語の授業は人並かそれ以上にできていたようですね。中学生時代に通っていた塾で、小論文の課題を褒められた事が成功体験にもなったのでしょう。将来は、自分が書いた物語で人を幸せにしたいと夢を見ていると宣っています。
そんな夢見がちな彼女を、これから地獄に叩きつけてやろうと思います。世間はそんなに甘くないのです。
そもそも、大学時代に文学の道から逸れた時点で努力を怠ったと責めてやるのがいいでしょう。なんで、心理学に進んだんですか。文学部もある大学だったくせに。まあ、進学先については百歩譲ったとしても、許されざることがあります。大学生になってから、読書の時間が減りましたね? 毎日出される課題やレポート、アルバイトを理由に物語を読む事をしなくなったじゃあありませんか。そうでなくとも、夢を追う努力をしなかった。学生という身分に甘えて、文学賞の一つに応募しようともしなかった。調べようともしなかった。現に、文学賞に多くの種類やジャンルがある事を知ったのも、つい最近ですよね? それって彼女の夢がそれっぽっちだったからでしょう。
さらに、痛い現実を突きつけてやります。今、職業上沢山文章を制作していますが、文法が可笑しいと何度言われたでしょうか。文法や文章の勉強を改めてやり直しているらしいですが、学生時代の方が吸収しやすいに決まっているじゃあありませんか。全然直っていないですよ。指摘してくださる上司も呆れている事、貴方自身が一番痛感している筈。なんとまあ浅ましく、愚かしいのでしょう。
 
現実を直視したくないからと目を背けた結果が、過去一秒前までを生きていた私です。
将来の夢を甘んじ、批判や酷評を恐れ、ちんけなプライドなんかを大事にしてきた結果、こんな陰険で天邪鬼で甘ったれな私が形成されてしまったのです。
だからそんな過去の私に、最大限の嫌がらせをこれからしてやります。
 
貴方の夢を、いまから追ってやろうと思います。
 
自分の文章で人を喜ばせる、その為にまずはSNSで発信していきます。貴方は人から評価される事を恐れるでしょうが、知りません。いいねやインプレッション数が少ない、と勝手にへこんでください。
次に、上司に協力していただき、書いたものを何度も評価してもらいます。貴方、今の会社での2年目に差し掛かるときに言われた「成長してない」という上司の言葉ずっと根に持っているでしょう。また中学生の時と同じように逃げたいと思っている様ですが、あほらしいので却下です。何度もいじけて何度も心を病めばいいんです。
自分以外の人から評価を受ける機会をさらに増やしましょう。外部のセミナーや講座を積極的に受けますね。今回参加したライティングゼミも、その一環です。他者から頂戴出来る評価に打ちひしがれてください。
 
私は陰険で、陰湿です。そして、いやに頑固です。
そのため、貴方は自分のプライドが傷ついた後に何かしでかしたんでしょう。
今までも、やられっぱなしは嫌だったから、やり返したんでしょう。苦手なものを苦手だと、自分の意見を貫きたかったから避けて来たんでしょう。人の為になりたかっただけなのに、と自分の行動を省みて、大学進学は心理学を専攻したんでしょう。
だから私も貴方の真似をしてやろうと思ったんです。どうでしょう、嫌でしょう。
自分の陰険で、陰湿で、頑固な性格を恨んでください。まあ、それを形成したのは貴方の今までの行動ですので自業自得なんですけど。
そして、これからの私の一喜一憂に、唇をかんで見ていてください。過去の貴方に出来る事はそれだけです。
 
まあでも安心してください。悔いのないようにはしてやりますので。だから多少は安心してそこから見ていてください。悪い様にはしません。
なんせ、過去も今も未来も、私は私なんですから。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2023-01-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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